専門・大学留学

ビジネス系のコースはたくさんあります。ビジネス、マーケティングアンドコミュニケーションズ、プロジェクトマネジメント、リーダーシップマネジメント、ヒューマンリソーシーズ、ツーリズム、ホスピタリティマネジメント、アントレプレナー（起業家）、デジタルマーケティング、ウェブデザインなどです。コースによりますが、就学レベルも同じコースで段階を踏めるなど、一つの分野を長く勉強していくこともできることも特徴の一つです。しっかりとビジネス系で勉強をしたい方にお勧めのコース設定です。一方で比較的日本人にとって入学しやすい、勉強しやすい分野なので、できるだけ長く滞在をしたいと考えている方も多く選択をされるコースです。尚、一般的にこの分野から就労ビザ、永住権を目指すことは簡単ではない分野。但し、Bachelor、Master等大学以上のコースに行く場合は卒業後卒業生ビザが取れる可能性があり、それにより就労経験を積むことでその後のビザ取得につながる可能性もあります。

IT系はそもそも多岐に亘る分野なので自分が勉強したい分野をきちんと見極めることが大事です。一般的にプログラミング、セキュリティ、ソフトウェア、ネットワーク、テレコミュニケーションズ、ウェブデザイン、デジタルマーケティング、などがあり、選択する内容でその後のプロセスも異なります。プログラミング、セキュリティ、ソフトウェア、ネットワークに関連するコースなどは、最終的にはBachelor以上の学位取得となり、就労ビザや永住権取得を狙えるコースです。また、テレコミュニケーションズは学士号のレベルには満たないものの卒業生ビザを介してその後につながる可能性のあるコースです。デザイン、デジタルマーケティング等はその専門分野を勉強はできますが、その後のビザへのつながりは簡単ではない分野です。以上のように同じIT系であっても就学する内容によってその後にどう響くかはコース内容によって異なります。

ホスピタリティ、ツーリズム系のコースは日本人にとっては就学しやすい分野で多くの方が選択するコースです。また、シェフなど手に職系のコースを選択した人は将来的に就労ビザや永住権が狙える職業なので、キャリアチェンジしてでもこのコースからそのビザ取得を目指す方も多いです。日本人にとって恐らくその目的で選択される一番のコースになると思います。

看護士系のアシスタントナースからオーストラリアで本格的に看護士として働く事を目指すなど選択肢があります。日本で看護師経験がある方含めてよく選択されるコースですが、オーストラリアで看護師となるには一般的にオーストラリアの大学を出る必要があり、同時に永住権を自力でとる必要があるので簡単なプロセスではありません。一方アシスタントナースというのは看護士の経験があると比較的入りやすく、またその経験がなくても選択が可能です。アシスタントナースは病院で活動すものもあれば高齢者施設で介護士として活動をするものがあり、後者の方はオーストラリアで求められている職業なので、就労ビザや永住権につながりやすいコースです。マッサージは、こちらも日本人にとって人気のコースであり、その後の仕事取得にもつながるコースでもあるので人気です。

チャイルドケアも日本人にとって人気のコースです。コースを終了すると卒業生ビザが申請できるコースで、従ってその後働く事も可能です。その後の就労ビザや永住権につなげるには認められた職業において職歴をきちんと積むことが大事ですが、大学等に編入をすることでよりその道は可能性が出てくるコースです。

CADを使って設計ができる技術を身に着けるコースで、建築ラッシュのオーストラリアでは必要とされている職業の一つです。こちらからも卒業生ビザやその後の就労ビザ、永住権につながるのでそれを目的として選択される方も多いです。理系系のコースですのでITと並んでそういった方面で英語環境で身に着けてみたい、その後を狙いたいなどの方に合っているコースです。

美容師、自動車整備士、家具職人など手に職の技術や知識を習得するコース。関連する職業によるが、資格取得後は卒業生ビザが取得できるコースもあり、それによりその後の就労ビザや永住権も見据えることもできるので、これまでの経験からなどで選択される方も多いコースです。

ヨガはRYT200が取れる短期のものから、RYT500が取得できるCertificateⅣのコースなど将来ヨガの先生になりたい、外国人相手に英語で教えてみたいと思っている人に合ったコースです。一方、スポーツ系はフィットネス、トレーナー、スポーツコーチ（多種のスポーツに対して）を目指す方に合ったコースで、こちらも英語環境でも仕事ができることを目指す方が選択されるコースです。