専門学校・TAFE留学

専門学校・TAFEで専門分野の就学

自分が勉強をしたい分野のコース選択をしよう！ビジネスコースから技術を身に着けた手に職コースまで、多くのコースがあるのでまずは自分が習得したいコースを選定しましょう。そのコースは将来の就職や今後の計画などご自身が期待する目的に沿った内容となると思います。高校卒業後でも大学卒業後や社会人経験の人でもどなたでも所定の英語力があればスタートできます。ワーキングホリデーで既に来ている人や語学留学をした人が、そのまま継続して滞在して専門分野のコースを就学するプランもよく取る方法です。

自分が取得したい資格や知識を習得を目指す場合

スケジュール（例）

一般的に毎年1，4，7，10月期に入学時期（TAFEの場合は2月7月）があるのでそれに向けて入学と学生ビザの申請準備をします。

留学期間は各コースによりますが、通常1年以上の長期に亘ってとなります。一般的にビジネス系のコースは各レベル1年間で終了するコースが多く、手に職系のコースは2年間になることが多いです。

そしてビジネス系のコースの授業料は6000ドル/年～、手に職系のコースの授業料は20000ドル/2年くらい～が目安です。

費用（例）

Diploma in Businessコース

大学への進学のパスウェイとして

費用を抑える、大学の授業に慣れるメリットが！直接に大学に入学しなくても大学に行ける方法があります。それがこの専門学校を利用すること。通常大学で勉強する内容に関連するコースを1年間勉強し、2年次に編入する方法です。これによりトータルの授業料を抑える事ができることと、課題提出、プレゼンテーションなど大学でいきなり英語で対応をしていくことは勉強をすることと同様に難しい内容なのでそれに事前に慣れることができます。多くの事でメリットのある方法です。

大学進学前にワンクッションを置く場合

概要

オーストラリアの大学は一般的に3年制です。英語ですべてを行うので日本人留学生はそれに慣れるためにEAP（English for Academic Purpose）というコースに1年間通って、大学進学に備えます。よって計4年間となりますが、留学期間も授業料もその分加算されます。

大学2年次に編入ができる専門学校のPathwayという方法を利用すると1年目は専門学校の授業料適用、そしてそのまま2年生に進学できるので時間も費用も抑えられる方法となります。

全てのコースが適用されているわけではありませんが、日本人留学生が良く選択するビジネス、会計、ITなどはこの方法から大学進学をすることも可能です。

費用（例）

Bachelor of Information Technologyコース

大学に直接に入学すると上記で計算をすると卒業まで3年間で90000ドル（約900万円）程度の学費が掛かります。
これを1年次を専門学校等でDiplomaで過ごし、大学の2年次に編入できるPathwayを利用すると1年次の費用を軽減できます。※クレジット（単位）が全て移行できるかどうかの確認必要。

できるだけ長くオーストラリアに滞在をする方法として

生活にも重きを置けるライフスタイルも可能！オーストラリアの学生ビザは生活費のサポートの位置づけとして2週間で48時間まで働くことができます。学期間のスクールホリデー中は無制限です。よって、その範疇であれば一定の収入を得ることも可能で、それにより勉強以外にも重きを置いてアルバイトや自身の好きなことができることが特長。あくまでも就学することがメインのビザであるのでその点は認識が必要ですが、専門学校、TAFE等では週2日程度の時間割となることもあるので語学学校に通学より自身の自由な時間を確保できることも特長です。

学生ビザの効能を活用する方法

概要

基本はご自身が勉強をしたいコースを選択することになりますが、このスタイルでオーストラリアで滞在をする方は、より自分の時間を確保するためにビジネス系のコースを選択する人が多いです。これはそのコースの方が通学する日数（時間割）が週2日程度という事もあり、課題さえしっかりと提出していれば、その他の時間は自分が好きな様に時間を費やすことができます。

また、その課題も大学とは違うので比較的簡単に対応ができる内容もあるのでその点も功を奏します。

あくまでも就学が主体ですが、空いた時間でアルバイトを入れたり、サーフィンをしたり、他に何か好きなことに挑戦してみたりなどいろいろな可能性がある滞在方法です。

費用（例）

ビジネス系のコースは多くの種類があります、Business, Leadership management, Project management, Marketing communicationなどで就学レベルもCertificateⅢ程度からあるのでⅣ, Diploma, Advanced Diplomaと積み上げていくことも可能です。ただ、根底にはしっかりとその分野を勉強したいという気持ちと卒業後の将来的な計画がしっかりあることが前提となります。なお、この方法は基本的には卒業生ビザ、就労ビザ、永住権にはつながりにくい方法です。

卒業生ビザ・就労ビザ・永住権取得を目指す方法として

大学に行かずとも永住権を目指すことができる方法！オーストラリアは移民の国でオーストラリアで不足している職業や優秀なスキルを持っている人に対して一定の基準を満たすと、オーストラリアの国益を得るために、就労ビザや永住権を発給してくれます。永住権まで取れるとオーストラリア人と同じように政府からのサポートもあるので、断然生活しやすくなります。そういった事を目指している人でオーストラリアの大学に行かなくても取得できる方法がこれです。関連する資格を取ることとその後に職歴を積むことがカギとなりますが、それが叶えられるのが卒業生ビザが取れる職業に関連するコースとなります。

資格取得＋職歴がその後につなげる場合

概要

オーストラリアで不足をしている職業に関連するコースを修了し、それに関連する職歴を積むと就労ビザやその後に永住権がとれる方法があります。

そのカギとなるのが職歴が積める、つまり働くことができる卒業生ビザが取れる事。この卒業生ビザは、それが取れる職業に関連する就学コースを修了し、このビザが取れる他の条件（英語力など）をクリアすることで取れます。

これが取れることでその後の就労ビザ取得につながり、そしてその後は雇用主指名の永住権等を取ることにもつながります。

それぞれ段階を踏んで計画的に進めますのでロングランですが職業によっては十分取得の可能性のある方法となります。

費用（例）

CertificateⅢ/Ⅳ Kitchen management+Diploma of Hospitality managementコース

例えばシェフという職業はオーストラリアで求められている職業であり卒業生ビザが取れる職業です。そして上記はその資格が取れるコースですし、日本人が良く選択する代表的なコースです。
このコースを修了することで卒業生ビザが申請できる条件をクリアするので（他に条件あり）、その後卒業生ビザを取って約2年間そのフィールドで職歴を積みます。
その職歴を積むことで就労ビザが申請できる条件をクリアするのでその後は就労ビザを取り、そしてその就労ビザで2年間働く事で今後は雇用主異名の永住権申請の条件をクリアします。

※一つのサンプルプロセスです