オーストラリアの専門学校・TAFE留学でできる事

英語留学からの次のステップ!語学留学と違って一定の英語力があることが前提で、英語環境で専門分野を就学するのがこの専門学校・TAFE留学。通常、1年以上の長期コースの設定となり、同じコースでも就学レベルを順に上げて就学を継続することも可能。勉強する機関は私立専門学校と公立のTAFE。いずれも同じ資格が取れるが一般的に私立専門学校の方が授業料が安く、入学日設定も多く、留学生のケアも厚いので専門学校を選択する人が多い。単純に専門分野を習得することでも良いし、将来的な卒業生ビザ、就労ビザ、永住権を目指す留学プランも可能で、大学などの高等教育機関と比べると比較的入学しやすいプランとなる。

専門学校・TAFE留学は、入学できるための英語力が必要となり、学生ビザが申請できるIELTS6.0相当以上英語力があることが前提なので、事前にこの英語力を身に着けていることが必要。但し、IELTS5.0以上があるいとパッケージという救済策があるのでそこからのプラン立ても可能。入学には通常、この英語力証明、最終学歴の卒業証明書及び成績証明書(いずれも英文)の提出が必要です。単に長くオーストラリアに滞在するためにこの留学を選択する方もいるし、その後の進学を見据えた方もいます。また、卒業後は卒業生ビザ、就労ビザ、永住権取得狙いのための留学としても選択もでき、目的に応じて多くの方法がある留学プランとなります。いずれもまずは一定の英語力があることが必要なので、満たない方はまずは英語力を上げるところからスタートとなります。

専門学校・TAFE留学の特徴

通常3年以上の長期正規留学、そしてその後を見据える人にもお適した留学!

通常1年間以上の長期留学

コース終了後大学への編入やパスウェイも可能

学生ビザは働く事が可能なビザなので生活費等を補う事が可能

入学にはIELTS5.5相当以上が必要

英語力IELTS5.0以上:語学学校に20週間の就学が必要

英語力IELTS6.0以上:専門学校・TAFEに直接入学が可能

事前の語学留学を含めたパッケージ留学も可能

学生ビザで渡航

1学期間分ずつの授業料分割払い可能

英語力に応じてパッケージという救済策有

英語力IELTS5.5以上:語学学校に10週間の就学が必要

英語力証明はIELTS以外にも多数あり


専門学校とTAFEの違い

私立専門学校も公立のTAFEも取得できる資格は基本同じで、どちらで就学をしても問題ありません。但しそれぞれに特徴があるので自分に合った機関で就学をしましょう。違いとして比較するものは、授業料、入学日、留学生に対するケアなどととなります。

授業料

一般的に同じコースであったとしても専門学校の方が安く設定をしていることが多いです。また、いずれも分割での支払いが可能ですが、1学期の期間が専門学校は3か月間が多いですが、TAFEは半年間となることが多く、元の授業料も高いですが、さらに支払う授業料の額はTAFEの方が高くなります。

入学日

専門学校は年4学期制を設定していることが多く、従って年4回の入学日を設定していて入学のし易さがあります。一方TAFEは年1~2回(通常2月7月)の入学日設定のため、自身の事前のビザが切れるタイミングでうまく入学日があるかどうかなどの確認が必要です。

留学生に対するケア

いずれも留学生を受け入れている機関なのできちんとケアをして頂けます。但し、TAFEはよりオーストラリア人が就学する環境なので、課題提出、プレゼンテーションなどそれらができることが当たり前で対応をすることが多いです。専門学校は一部の留学生はそういった事が苦手である事なども知っているのでそのケアもあったり、進捗におけるサポートも手厚く対応をしているケースが多いです。逆に言うとTAFEは一般的にオーストラリア人主体の英語環境となるので、英語習得含めてそういった環境が良い方はTAFEが良いと思います。

代表的な各専門コースの紹介

ビジネス系コース

コース期間: 半年間以上、1~2年の長期コースが主体
目的: ビジネス分野を勉強したい、できるだけ長く滞在したい等
就学レベル: CertificateⅡ、Ⅲ、Ⅳ、Diploma、Advanced Diploma、Graduate Diploma、Bachelor、Master

IT系コース

コース期間: 1~2年以上の長期コースが主体
目的: IT分野を勉強したい、将来就労ビザ・永住権取得したい等
就学レベル: CertificateⅢ、Ⅳ、Diploma、Advanced Diploma、Graduate Diploma、Bachelor、Master

ホスピタリティ、シェフ、パティシエ、ツーリズム系コース

コース期間: 1~2年以上の長期コースが主体
目的: ホスピタリティに関連する勉強をしたい、将来就労ビザ・永住権取得したい等
就学レベル: CertificateⅢ、Ⅳ、Diploma、Advanced Diploma、Graduate Diploma、Bachelor、Master

看護師、介護士、マッサージ系コース

コース期間: 半年間以上、1~2年の長期コースが主体
目的: 日本での経験を生かす、取り組みやすいコースなので長期滞在に人気等
就学レベル: CertificateⅢ、Ⅳ、Diploma、Advanced Diploma、Graduate Diploma、Bachelor、Master

チャイルドケア系コース

目的: 現地の幼稚園で働く、将来インターナショナルの教育機関で働く事を目指す等
就学レベル: CertificateⅢ、Ⅳ、Diploma、Advanced Diploma、Graduate Diploma、Bachelor、Master

土木設計技師系コース

コース期間: 2年以上の長期コースが主体
目的: CADを使って設計ができる技術を身に着けるコースで将来就労ビザ・永住権取得したい等
就学レベル: Advanced Diploma、Graduate Diploma、Bachelor、Master

美容師、自動車整備士など手に職系コース

コース期間: 1~2年以上の長期コースが主体
目的: 手に職の技術や資格を取ってその後のビザを見据えるコース
就学レベル: CertificateⅢ、Ⅳ、Diploma、Advanced Diploma、Graduate Diploma、Bachelor、Master

ヨガ、スポーツ系コース

コース期間: 短期、1~2年の長期コース
目的: 身体を使って将来的に何かをしたいと考えている方に合ったコース
就学レベル: CertificateⅣ、Diploma、Advanced Diploma、Graduate Diploma、Bachelor、Master

私立専門学校・TAFE・大学・大学院留学でできる事

専門学校・TAFEで専門分野の就学

自分が勉強をしたい分野のコース選択をしよう!ビジネスコースから技術を身に着けた手に職コースまで、多くのコースがあるのでまずは自分が習得したいコースを選定しましょう。そのコースは将来の就職や今後の計画などご自身が期待する目的に沿った内容となると思います。高校卒業後でも大学卒業後や社会人経験の人でもどなたでも所定の英語力があればスタートできます。ワーキングホリデーで既に来ている人や語学留学をした人が、そのまま継続して滞在して専門分野のコースを就学するプランもよく取る方法です。

自分が取得したい資格や知識を習得を目指す場合

スケジュール(例)

一般的に毎年1,4,7,10月期に入学時期(TAFEの場合は2月7月)があるのでそれに向けて入学と学生ビザの申請準備をします。

留学期間は各コースによりますが、通常1年以上の長期に亘ってとなります。一般的にビジネス系のコースは各レベル1年間で終了するコースが多く、手に職系のコースは2年間になることが多いです。

そしてビジネス系のコースの授業料は6000ドル/年~、手に職系のコースの授業料は20000ドル/2年くらい~が目安です。

費用(例)

Diploma in Businessコース

専門学校

入学金:250ドル
授業料:6,000ドル/年(1,500ドル/学期)

英語力など入学条件が合わず事前に語学学校とパッケージにすることも可能。その場合は上記費用に語学学校の費用が加算されます。
※専門学校は年4学期制
※その他予想されるもの: OSHC学生保険費、滞在費など

TAFE

入学金:100ドル
授業料:20000ドル/年(10000ドル/学期)

※TAFEは年2学期制

自分の英語レベルと学習コースを確認してみよう!

一般的に英語のレベルは6つと言われています。ビギナー、初級、初中級、中級、中上級、上級です。そして一つのレベルを上げるのに目安として12週間程度かかると言われています。そしてこの中でキーとなりレベルが中上級です。この中上級レベル以上を持っていると、アルバイトをするに困らない、十分にオージーの中で生きていけるという現実的なところや、キャリアップや進学を考えると、英語環境でのインターンシップができたり、専門コースが勉強できたり、大学への進学も可能となるなど、このレベルがあるかどうかで可能性が全く異なります。つまり、英語のレベルは中上級を目指すことがとても大事という事です。例えば今初中級のレベルがある人は中上級にするには2レベル上げなければいけないので、単純に計算すると24週間、つまり半年間英語を勉強することが必要というように計算されます。この辺が留学期間を決めるポイントもなるのでよく理解をしておきましょう。

ビギナーレベル
Beginner level

英語力の指標

英検5級

英検4級

TOEIC300点

IELTS4.0

ケンブリッジ検定KET

おすすめの学習コース