オーストラリアのTAFEと大学について
TAFEとはオーストラリアに100校以上ある公立の職業訓練専門学校(TAFE:Technical and Further Education)で、オーストラリアの各州政府が運営しています。また、就学できる内容は幅広く多くの事が学べ、オーストラリア人の学生が多く勉強している機関です。各州のTAFEでは、都市部と地方にキャンパスをもち、就学する内容でもキャンパスが指定されていることもあります。留学生ももちろん受入れをしていますが、一般的にオーストラリア人が90%程度と言われているくらい留学生の割合はそこまで多いわけではありません。なお、TAFEは職業訓練専門学校と言う通りに実践的なことを主に学ぶ位置づけにいるというところが、大学との違いともなります。ただ、TAFEで勉強した後に大学に編入できるケースもあるのでその道で進学を考えている方も多いです。これは、入学時の英語力証明が、大学入学よりも低い傾向があり、従ってTAFEから順番に英語力も含めてその分野を学んでいく方法となります。
授業料
専門学校は年4学期制を設定していることが多く、従って年4回の入学日を設定していて入学のし易さがあります。一方TAFEは年1~2回(通常2月7月)の入学日設定のため、自身の事前のビザが切れるタイミングでうまく入学日があるかどうかなどの確認が必要です。
入学日
専門学校は年4学期制を設定していることが多く、従って年4回の入学日を設定していて入学のし易さがあります。一方TAFEは年1~2回(通常2月7月)の入学日設定のため、自身の事前のビザが切れるタイミングでうまく入学日があるかどうかなどの確認が必要です。
留学生に対するケア
いずれも留学生を受け入れている機関なのできちんとケアをして頂けます。但し、TAFEはよりオーストラリア人が就学する環境なので、課題提出、プレゼンテーションなどそれらができることが当たり前で対応をすることが多いです。専門学校は一部の留学生はそういった事が苦手である事なども知っているのでそのケアもあったり、進捗におけるサポートも手厚く対応をしているケースが多いです。逆に言うとTAFEは一般的にオーストラリア人主体の英語環境となるので、英語習得含めてそういった環境が良い方はTAFEが良いと思います。
各州のTAFE
各州のTFAEおよびそのコースについては、下記リンクからご確認またはお問い合わせください。
- NSW(ニューサウズウェールズ)
https://www.tafensw.edu.au/ - VIC(ビクトリア)
Holmesglen Institute of TAFE:https://www.holmesglen.edu.au/
MELBOURNE POLYTECHNIC:https://www.melbournepolytechnic.edu.au/ - QLD(クイーンズランド)
https://tafeqld.edu.au/ - SA(サウスオーストラリア)
https://tafeqld.edu.au/ - WA(ウェストオーストラリア)
https://www.tafensw.edu.au/ - TAS(タスマニア)
https://tafeqld.edu.au/
オーストラリアの大学はほとんど国立の大学で40校ほどです。世界のトップ100の大学に4,5校、毎年選ばれているくらい教育水準は高いと言われています。TAFEと同様に日本人含めて留学生も多く受け入れをしており、オーストラリアの大学を目指して高校卒業時から、または日本の大学卒業後社会人経験をした後に修士号を取るために着たりと、様々な目的でオーストラリアの大学で勉強している留学生も多いです。
入学時の英語力はかなり高いものが求められたり(最低IELTS6.5以上、学部等により異なる)、学費が年30000ドル(約300万円)程度するのでオーストラリアの大学は通常3年間ですが、従って900万円程度の学費が掛かることも理解しておく必要があります。もちろん奨学金申請ができる場合もありますが日本の大学と比べると学費が高い事はご理解した上で留学準備をしていきましょう。また、現実的には日本の大学よりも大学での勉強において課される内容が高いです。さらにそれを英語でしなければ行けません。各単位ごとに課題の提出は必ずありますが、英語での課題(レポート)の書き方などもあり、ただでさえ専門用語を駆使しながらですが、書き方も一般的な日本人は知らないと思うので、その事前訓練も必要です。また、プレゼンテーションもあるし、グループワークで他の学生と一緒に英語で議論しながら進めるものもあります。よって、そういった素養をもともと持っているか、それを鍛えるために事前にその分野の勉強(EAP:English for Academic Purpose)を1年間受けてから進学する方も多いです。ジャパセンではそのプロセスを含めた留学プランも提案できますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
オーストラリアには私立の高等教育機関があります。オーストラリアの大学(University)と卒業時には同じ資格、学士号(Bachelor)、修士号(Master)などが取れるところがあり、こちらはずっと授業料が状況によっては半額程度と安く、この方法を取ってBachelor、Masterを就学する日本人留学生も多いです。この私立の高等教育機関は、Higher Educationと言われており、大学(University)という機関ではありませんが、上記の通りに大学と全く同じ、学士号(Bachelor)、修士号(Master)などが取れるので大学という名前にこだわらなければ、とてもおすすめの方法ですし、費用的にも現実的であり、留学生が多く学んでいるので学校自身も留学生に慣れているところが助かる環境にもなります。
専門学校一覧
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Holmes Institute(Melbourne)
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Holmes Institute(Brisbane)
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Holmes Institute(Gold Coast)
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Holmes Institute(Cairns)
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ILSC Greystone College(Sydney)
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ILSC Greystone College(Melbourne)
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ILSC Greystone College(Brisbane)
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Kirana Colleges
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Lloyds International College
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Mercury Colleges
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Queens College
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Sydney Business And Travel Academy