ワーキングホリデービザで仕事探し・稼ぎを目指している方必見

オーストラリアの最低時給は日本以上!

すでに日本の皆様にも市民権を得ている、ワーキングホリデービザ。

英語圏の中で最も人気の高い渡航先がオーストラリアであることを知っていますか?

他国と比較して日本人へのビザ発給数はダントツで、2022年〜2023年度は14,000件、2023年〜2024年度は17,000件の発給数となりました。

(カナダ:6,500件 イギリス:6,000件)

人気の理由:

一般的な理由としては以下のようなことが挙げられます。

・気候がいい

・時差が少ない

・時給が高い

この中でも、コロナ以降は特に時給が高くなっていることがオーストラリアのワーキングホリデー人気に拍車をかけている傾向にあります。

日本のパート・アルバイトの平均時給が1100円〜1200円程度のところオーストラリアでは24.95ドル(2025年7月以降)になります。

フルタイム(週38時間の場合)での就労の場合には、最低948ドルになります。(税引き前)

<2025年度発表分>

東京:1226円

オーストラリア:24.95ドル → 2645円

※1オーストラリアドル=106円(2026年1月時点)

ご覧の通り、約2倍の差がありますので、魅力的な時給であるかと思います。

参照:Fair Work OMBUDSMANサイト

Minimum wages Fair Work OMBUDSMAN(オーストラリア最低賃金)

参照:厚生労働省サイト

地域別最低賃金の全国一覧

日本とオーストラリアの物価の比較

各国の物価指数を比較するものとして、ビッグマック指数というのがありますが、これによると、オーストラリアでビッグマックを購入する場合、7.75ドル(820円)する一方、日本で購入した場合には、4.53ドル(480円)となり、約1.7倍の差となります。

よって、時給も高いですがその分、物価もそれと同等の水準での物価高ということが言えます。

(2025年11月の物価指数参照)

オーストラリア雇用形態はどういったものがあるの?

大まかに、日本と同様3つの雇用形態となります。

雇用形態 種類内容
フルタイム◇正社員雇用体系
◇週38時間勤務が保証
◇有給休暇・疾病休暇・祝祭日の手当てなどの補償がある
パートタイム◇正社員雇用に近い形態
◇1日最低3時間以上、週38時間以内だが、フルタイムほど勤務時間は多くない
◇勤務時間に準じて有給休暇・疾病休暇・祝祭日の手当てなどの補償がある
カジュアル◇アルバイト雇用形態
◇勤務時間の補償が無い
◇雇用主の必要な期間だけの就労
◇時給がフルタイム/パートタイムよりも25%高い
◇有給休暇・疾病休暇などの手当が無い

オーストラリアの最低賃金の24.95ドルは、フルタイムならびにパートタイムに適用されますが、カジュアル雇用形態の場合には、更に25%のUpとなりますので、31.19ドルまで跳ね上がります。

ただし、カジュアルの場合には、事前告知なしの解雇通告や有給休暇・疾病休暇等の補償が一切ありません。

ワーキングホリデービザの方の場合には、上記の3つの雇用形態での就労が可能ですが、雇用形態の種類は、雇用主が決定しますので、原則は皆様の方で希望を出し選択をすることはできません。また、原則、一つの雇用主で最大6か月間の就労条件がありますので、多くの場合には、パートタイムまたはカジュアル雇用形態が一般的になります。

お仕事を探す際には、雇用形態も留意して探してみましょう。

ワーキングホリデービザの就労条件

就労条件ですが、以下になります。

・同じ(同一)雇用主のもとで6か月間の雇用 ※例外あり

・フルタイム(38時間/週)の就労も可能で掛け持ちも可能

例外とは?

①企業の異なる支店やオフィス、地域で働く場合

②農作業や動物の飼育、動物製品の加工業等に従事する場合

③自然災害の回復事業に従事する場合

④医療系・幼稚園・ツーリズム・ホスピタリティ業界に従事する場合

⑤漁業・植林・建築・鉱山に従事する場合(北部オーストラリアに限る)

参照:オーストラリア移民省サイト

雇用条件の例外の詳しい内容はこちらから

就労条件に関する例外は、将来的に廃止・更新される可能性がありますので、随時、移民省サイトをご確認いただくことをおススメします。

オーストラリア留学に必要なビザの比較

1カ月(4週間)働いた場合、いくら稼げるの?

ワーキングホリデービザでは、学生ビザと異なり、就労に対しての時間制限がありませんので、仕事と時間があれば、それなりの給与を期待することができます。

具体的には以下の表をご参照ください。

税引き前

20時間/週働いた場合1,996ドル211,576円
30時間/週働いた場合2,994ドル317,364円
38時間/週働いた場合3,792.40ドル401,994円

税引き後

20時間/週働いた場合1,696.60ドル179,840円
30時間/週働いた場合2,544.90ドル269,760円
38時間/週働いた場合3,223.54ドル341,695円

※最低時給の24.95ドルで計算

※1オーストラリアドル=106円(2026年1月時点)で計算

※ワーキングホリデービザの所得税は年間45,000ドルまでの所得で15%になります。

(ここでは15%で計算しています)

課税所得税率
0ドル~18,200ドル15%
18,201ドル~45,000ドル15%
45,001ドル~135,000ドル30%
135,001ドル~190,000ドル37%
190,001ドル以上45%

参照:

オーストラリア税務署(ATO)サイト

とにかく稼ぎたい方へ

とにかく少しでも稼ぎたいと思っている方は、時給の高い職種や就労の時間帯、土日祝日に働くのも良いでしょう。

オーストラリアでは、土日祝日には、平日よりも時給が上がることがあります。

日曜日は1.5倍、祝日は2倍の時給になります。

カジュアルの雇用形態の場合がこの規定に則ることが一般的ですが、パートタイムやフルタイムの場合でも祝日勤務には2倍の時給になることもあります。

また早朝・深夜勤務の場合には、手当てが付くことや1.2倍〜2倍の手当てが企業によってはあります。

また、上記の所得税の表にあるように、年間で稼ぐ収入額によって税金が異なってきます。収入が増えることにより税率も高くなりますので、年間収入の面にもお気を付けください。

では稼げる職種とはいったいどういったものがあるのでしょうか?

建築作業員

近年、オーストラリア全体で都市開発やインフラ整備が幅広くおこなわれており、それを受けて、建築現場での作業に関わる職種は高い時給が見込まれます。大工や配管工、電気技師などは経験(スキル)が求められますが、その他でも、工事現場での交通整理をするポジションもあり、こちらは比較的、留学生でも採用される可能性があるものです。

(このポジションは、比較的男性よりも女性が多く、留学生の中でも南米の方が多い傾向です)安全講習を事前に受講し合格する必要があります。

時給の相場45ドル~50ドル
求められるスキル英語力、高い専門知識、体力 
※交通整理は英語力があれば可能性あり

クリーナー

ホテルや企業、ショッピングモールまた工事現場などでおこなう清掃作業になります。夜間の時間帯もありますが、早朝の時間帯に行われるのが多くあります。特殊なスキルは必要ありませんが、南米やアジア系の方に根強い人気であるために、紹介など以外は、なかなか採用されにくい場合もありますが、単発でのお仕事での採用の可能性もあります。

時給の相場27ドル~32ドル
求められるスキル時間順守で仕事を着実にこなせること、体力

IT系

データベースアナリスト、プログラマー、UXデザイナーなど、現代では切っても切り離せなくなっているIT系の職種であれば、オーストラリアでも非常に人気の高い職種と言えます。ただし、やはり経験値が必須になる職種のために未経験者にとっては壁は高く、また経験者でも人気の高い職種のために競争率が高いことが挙げられます。

時給の相場40ドル~60ドル
求められるスキル英語力、高い専門知識

パブ店員

オーストラリアでは切っても切り離せない文化であるパブ文化。パブでのお仕事も時給が高い職種になります。パブの場合には日中もありますが、特に夜間の勤務の場合には、時給が高くなります。バーテンダーも含め、RSAというアルコール取り扱い資格を取得する必要があり、英語力も比較的高い英語力が求められます。

時給の相場45ドル~50ドル
求められるスキル英語力、RSA、コミュニケーション力

とは言っても、実際に多くの日本人の場合、上記の職種に就かれる方は現実、南米やヨーロッパ諸国、東南アジア圏の留学生と比較してそれほど多くはなく、レストラン(ジャパレス)、カフェのほか、シドニーをはじめとする都市部では、意外と、美容師として働かれる方も多くいます。

こういった職種でも必ずしも最低賃金での就労というばかりでは実はありません。

一方で、一部の飲食業では引き続き、キャッシュハンドと呼ばれる現金支払いでの雇用をおこなっていることがあります。

オーストラリアでの給与支払いは、銀行振り込みになりますので、現金での支払いは違法となります。現金支払いの背景には、給与に対して発生する所得税を雇用主が支払わないための処置になります。

またレストランになれば、賄いが出ることで、時給を低くして帳尻を合わせている感もあり、実際の時給は15ドル程度という事もあります。

こういった現金支払いでの就労をしていると、ビザの就労条件に反しているということで、万が一、移民省に見つかった際には、最悪、ビザの取り消し・強制送還ということもあり得ますので、お気を付けください。

オーストラリアは他国の英語圏よりも就労がしやすいですし、お仕事の数も多くあるのは事実ですが、ビザの規定はしっかりと理解をしたうえで、就労をするようにしてください。

ワーキングホリデービザで渡航する前に読んでほしいこと

20代女性のためのオーストラリアワーホリガイド|費用・バイト事情

都市部と地方都市 お仕事のGETの可能性比較
ワーキングホリデービザの場合)

都市部(シドニー・メルボルン・
ブリスベン)
地方都市(パース・アデレード・
ゴールドコースト・ケアンズ)
求人数都市部は幅広い職種での募集があり、規模の比較的大きな企業やチェーン店も多くある都市部よりも人口比に伴って少なくなる傾向
職種ホスピタリティー、IT系、建築系、オフィスワークなど豊富にあるホスピタリティーがメインになることが多い。また観光都市(ゴールドコーストやケアンズ)ならではの、アクティビティ系の求人もあるのが特徴
給与高いスキルを必要とする職種も多くあり、そういった職種は時給は高くなる都市部と大きな違いは無い

競争率は、仕事の数が多い都市部のほうが絶対的に有利、地方都市は留学生が少ないから競争率が低いということには必ずしもならず、都市部は仕事が多いですが、その分留学生の数も多く、一方、地方都市はお仕事の数も都市部と比較して少なくなりますのでどちらの地域が必ずしもお仕事を探しやすいということは難しい部分がありますが、様々な分野での雇用機会という面では都市部、セカンド/サードワーキングホリデービザを目指しての就労という点では農作業・漁業などの第1次産業の他、ホスピタリティー業界でも可能性があるので、地方都市もねらい目ということは言えます。

オーストラリアで仕事を探す方法

オーストラリアでのお仕事探し方法は主に、3つになります。

・求人サイトを利用する

・紹介

・飛び込み

日本のように、人材派遣会社が運営しているアルバイト専用の大規模な求人サイトはオーストラリアには存在しません。日系企業(広告代理店)が行っている求人サイトのほか、SEEKやIndeedに代表されるローカルの人材派遣会社の求人サイトを利用することになります。

ローカルの求人サイトは、給与の高い職種が多く掲載されていますが、英語力、高い専門スキルのほか、ビザも非常に重要なポイントになります。ビザの面で、多くの職種ではワーキングホリデーの滞在可能期間では条件に合わないことも多々ありますが、それでも、単発でのイベント設営などのお仕事や、英語力とスキルによっては採用をしてくれる可能性もありますので、諦めずにチャレンジしてみましょう。

また紹介というのは非常に大きなポイントです。オーストラリアでは日本以上に横の繋がりというのは重要で、雇用主も紹介ということで、少なくとも面談の機会を設定していただける可能性も高くなります。ただし、紹介者自身も雇用主の方との信頼関係が築けていなければ、紹介してもその先に繋がる可能性は低くなりますので、実際にお仕事をされている方も雇用主との良い信頼関係が継続できるように頑張りましょう。それが、強いては、雇用を継続してもらえる大きなポイントです。

飛び込みは確率の点で言えば、必ずしも高いという訳ではないかもしれませんが、飲食業などは求人広告に求人を掲載しないことが多く、店頭に張り紙をしたり、口コミで採用をする傾向もあります。

ですので、できれば気になるレストランがあれば、そのレストランが求人情報を出していないのかを調べ、掲載がある場合には、求人サイトからの応募プラス飛び込みの2段階で対応をしてみることも良いポイントです。

オーストラリアで仕事をゲットする方法

仕事GETに最低限必要なスキル

オーストラリアで採用を勝ち取るには、まず第一に英語力が必要と言えます。当たり前のことだと思われるかもしれませんが、事前の準備がそれ程できていない方が多いのも事実としてあります。オーストラリア渡豪前の日本でのオンライン英会話やフィリピン留学を経験してオーストラリアにワーキングホリデービザで渡豪をされた場合でも英語力が不足していることも多くあります。オンライン英会話やフィリピン留学をされる方に陥りやすいのが、それだけでオーストラリアでお仕事を簡単にGETできると思い込んでいる節があるという事です。

ワーキングホリデービザで渡豪される日本人の多くはまだまだ最初から高い英語力が備わっているということばかりではありません。オーストラリアでお仕事を経験してみたいのであれば、インターンシップという選択肢もありますが、有給でしっかりと働きたいという方は、その意識で、英語の勉強に励むことが重要です。

英語力で言えば、できれば、Upper-Intermediate(中上級:TOEIC650点以上)をまずは目指していきましょう。

また強いて言えば、必要最低限の英会話レベルがあれば、接客業など採用の可能性がある職種もありますが、英語力というのは、英語スコアだけでなく、コミュニケーション力があることも重要なポイントです。

英語力のほかに挙げられることは、専門スキルになります。専門スキルは、職歴といっても良いかと思います。分かりやすいところで言えば、IT系の職種であれば、ITのバックグラウンドが必要ですし、大工さんであれば、大工のスキルが必要になります。

留学生の多くの方が就かれるホスピタリティーでも、接客経験があることは非常に大きなポイントになります。接客の経験の中でも、アルバイトリーダーなどのような役職につかれている経験は、よりマネージメントの観点からも雇用主にとっては採用するための安心ポイントになります。

ですので、日本での経験は決してマイナスにはなりません。今培われているスキルは大切に、かつ、オーストラリアで渡航後に就きたい仕事や時給のいい職種に就くためにまずできる必要なことはないかということを改めて振り返ってみてはいかがでしょうか?

しっかりと準備して留学に臨みましょう。

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◇ 本当にオーストラリア留学に語学留学は必要?
◇ ワーキングホリデービザと学生ビザどちらを先に取得するべき?