【日本語教師養成講座】オノマトペ
BBIC420時間日本語教師養成講座
本日、木曜クラスBeginner2レベル修了!
ということで、最終日はテストと文化ワークショップをしました。
テストは学習者はほぼ初体験。
コツコツと解いていました。
ワークショップではお箸についてでした。
・正しいお箸の持ち方
・お箸で運ぼう!
・お箸タブー
お箸で運ぼう!ではいそいそと豆や紙などをつかんでいました。
コツコツ、いそいそ、
これらは通称・オノマトペと言われるものです。
またの名を、擬音語・擬態語。
擬音語は実際の音を描写したもの。
擬態語はその状態を象徴的に描写したものです。
擬音語というのは、形はいろいろあれど他の言語にもあります。
例えば、犬の鳴き声は
日本語では「ワンワン」、
英語では「Bow-wow/Woof woof」
中国語では「汪汪」
といった具合です。
だから、外国人学習者もわりとすんなり覚えてくれます。
生徒:せんせぇ!
犬は「ワンワン」ではなく、「Woof woof」です!!
というのは、オノマトペを教えたときのあるあるですが。。。
言葉によって微妙には違うんだよということを説明してあげます。
擬態語になると欧米語には少ない上、日本語特有の表現が多く、
なかなか違いがわからなかったり、理解に苦しむ人が多いようです。
頭ががんがん痛い
頭がずきずき痛い
といったものです。
日本人なら、どのように痛むのか想像できますよね。
さてここで問題。
外国人学習者にとって、最も意味がわからないが、それを文字で表すか!と
驚愕する擬態語No.1は何でしょうか?
thinking time….
ヒント
答え↓↓
音がないものを音があるように表現することに
非常に違和感と同時に驚きを感じるそうです。
オノマトペを教える時は、その様子を明らかに示せるものを用いて
同じような表現がある場合は複数個教えていきます。
先生の準備は、それぞれがどのように違うのか明らかにしておくことです。
普段何気なく使っている言葉を、客観的に見る訓練は、
養成講座の受講前からでもできますよ。
教えるコツは、BBICの養成講座にて。
問い合わせ・ご相談
TEL 02-9264-8803
Email: info@jt-network.com