終わった時にはたくさんの人達に感謝されて、別れを惜しまれた
期間:2学期間

志望動機
留学したいと思った時にたまたまこのプログラムを見つけて、子供達が好きだし、ネイティブの環境に身を置いた方が英語をしっかり学べると思ったからです。オーストラリアを選んだ理由はズバリ、このプログラムがオーストラリアにあったからです。
こんな体験をしました
僕がそもそも留学に行こうと思ったのは19歳の夏に初海外で、東南アジアで旅をしたときに出会う人々とのコミュニケーションが英語で、トラブルに巻き込まれたとき、病気で入院したとき、出会う外国の方々との会話に大変苦労したのがきっかけです。英語が話せたら災難も減っただろうし、出会う人達ともっと楽しく会話できたと思うと悔しくてたまりませんでした。そこでもっと英語を話せるようになりたいと思って留学を決意したときにたまたま見つけた留学プログラムがこの日本語教師のプログラムでした。
最初から現地のコミュニティに入り込めるのと、何より子供達と関われることが子供好きな僕にとっては魅力的でした。 現地について最初の二ヶ月は特に苦労しました。すごく優しい素敵なホストファミリーの方々がゆっくり話してくれてもわからない時はわからなかったし、生徒の質問が理解できなくて日本語の先生に聞きなおされたりしました。コミュニケーションにはこの時期は特に大苦戦しました。でも三ヶ月目ぐらいからはなんとなく相手の伝えたいことがわかるようになってきましたし、上手く話せないけど堂々と話せるようになりました。僕は二学期間学校にいましたが、最初のterm4は英語に慣れることにとにかく必死でした。でも新年のterm1が始まるころにはかなり英語にも慣れてきていたので、子供たちに冗談をいったり、一緒にふざけたりしてすごく距離を縮めることができました。正直この頃はどうしたら子供達と仲良くなれるかばかり考えて生活していました。活動が終わる頃には生徒にお願いされて全校生徒の前でダンスしたこともあって日本語の授業以外の生徒たちともとても仲良くなれました。 日本語の授業そのものの内容は簡単で少し退屈に感じることもありましたが、その中で生徒たちの疑問に英語で答えることは最後まで難しかったです。常にリスニングのトレーニングでした。
活動全体の感想としては、この日本語教師の活動はボランティアなのに、自分が色々与えてもらったことの方が多い気がします。たくさんの人に迷惑をかけたのに、たくさんの人が助けてくれて、そして遊んでくれました。嬉しかったこと悲しかったこと困ったことなど書き出したらきりがありませんが、振り返ってみるとどれも良い経験でした。学校を休学した意味がありました。このプログラムに参加して本当に良かったです。大満足!!!
本当にこのプログラムに参加して良かったです。学校を休学してきた甲斐がありました。僕がこのプログラムに参加した一番の理由は英語力を伸ばしたかったからです。その点ではここでは授業で日本語を教えるにしても先生とも生徒ともコミュニケーションは全部英語でやらなければいけない環境が最初からありました。来たときは英語が本当に話せなくて、生徒とコミュニケーションをとることも難しかったけど、慣れてくると少しずつ話せるようになって、途中からはどうやったら生徒と仲良くなれるかばかり考えながら過ごしていました。最後の頃には廊下を歩いているとみんながついてきてくれるほど興味をもってもらえて仲良くなれました。僕はボランティアをしているって感覚は自分の中にありませんでしたが、終わった時にはたくさんの人達に感謝されて、別れを惜しまれて、ボランティアって与えられるほうも与えるほうもすごく気持ちがいいものだとわかりました。最初のホストファミリーの方々は本当に素晴らしい人達で、今でも本当のお父さん、お母さんのように接してくれています。この方々と出会えたことも今は僕の財産です。ホストファミリーを渡り歩いて行ったので合わない人たちもいて、半年間知らない人達と過ごすのは体力的にかなりしんどかったですが、終わってみればとてもいい経験になりました。ここで僕を助けてくれた人達には本当に感謝しています。
1日のスケジュール
起床
朝食(シリアル、バナナ、ヨーグルトなど)
学校到着
午前活動 7年生の授業、ひらがなビンゴ、日本語の挨拶練習
午前活動 7年生の授業、日本語クイズ、カタカナの練習
午前活動 10年制の授業 カタカナビンゴ、漢字の練習
リセス モーニングティー
午前活動 9年生の授業、 数字のビンゴ、ゲーム
午前活動 9年生の授業、 漢字の授業
昼食
午後活動 11,12年生の授業、漢字ビンゴ 文法練習
午後活動 11,12年生の授業、 ゲーム
家到着
ジムで筋トレ
夕食(ハンバーグ、サラダ、マッシュポテト)
ホストファミリーとTVを見たりしてリラックス
就寝
※ある一日のスケジュールです
アレが知りたい、コレが知りたい
教えた学年:Year7~12
1週間の平均授業数:22回
Year 7,8,9にはひらがなや数字、簡単な挨拶などを教えて、その教えたものをクイズやビンゴゲームを通して覚える授業を行っていました。学期の終わりには生徒たちは日本語のだけを使ったクイズショーしました。Year10にはカタカナや初歩的な漢字を教えて学期の終わりには日本語で犯人探しの劇をしました。Year11,12には日本の中学3年生で習うレベルの日本語の文法と日本の小学校低学年で習うレベルの漢字を教えました。授業はリーディングやライティングよりスピーキングがメインです。アシスタントの主な仕事は正しい発音の仕方を教えたり、正しいひらがなや漢字の書き方を教えることでした。
はい。一週間に1回か2回ほど日本語の先生が会議などで授業に来れない時に一人で授業をしました。そのときは前もって日本語の先生に授業計画を渡されるので、それにしたがって普段授業を進める流れに従ってこなしていました。たまに日本のおもちゃを持っていったりして日本の文化を教えてみたりもしました。
はい。歴史の先生に侍について教えてほしいと言われたので歴史のクラスでプレゼンテーションをしました。英語で相手が理解できるように説明するのは難しかったです。また侍についてなどあまり知らなかったので自分にとっても日本文化を学ぶ良い機会でした。他にも折り紙を教えたり日本食を作って食べてもらったりしました。教えた科目ではないですが、日本語の授業がない空きコマなどでは学校の先生にお願いして数学やスポーツの授業に参加したりしていました。
約半年間のホームステイ費で3500ドル、一月あたりの生活費で約200ドル。あとは海外保険と航空券代です。
ケアンズの気候は一年中暑くて日本の真夏にさらに日差しが強いといった感じです。日焼け止めクリームとサングラスは必須です。1~3月は雨期なのでほぼ毎日雨が降っていました。夏が好きな人にはケアンズはとても過ごしやすい町だと思います。でも蚊やモジやサンドフライいうひどい虫刺されになる虫もいるので注意は必要です。ケアンズの町はとても小さいので一時間歩けば大体みてまわれるぐらいの大きさです。ケアンズの近辺にはレインフォレストや滝などたくさんの観光スポットがあるので見てまわるのは面白いと思います。退屈な町だという人もいますが僕はのんびりしたこの感じが好きでした。地域の特徴としてはケアンズに住んでいる人はとてもフレンドリーな人が多いという印象です。
僕の場合は出発前に英語の勉強をあまりせずにいったので、最初の二ヶ月は特に苦労しました。最低限英単語と日常会話のフレーズを覚えていくべきだったと思います。
将英語を話す感覚や楽しさを覚えたのでこれからも英語を使ったことにどんどんチャレンジしていきたいです。そしてここでできた関係をこれからも続けていきたいと思っています。
出発前は何も話せなかったので来た時よりは少しの成長は感じています。現地で感じたのは正しい発音じゃないと伝わらないということです。日本で勉強しているときにはあまり意識していないことでした。今もまだネイティブの方にベラベラと話されるとついていけませんが気を使って話してくれる方の英語はまあまあ理解できます。しかし来る前に想像していたほど話せるようにはなりませんでした。でも英語が話せることによってコミュニケーションをとれる楽しさを学べたのでこれからもずっと勉強し続けようと思っています。とりあえず次の目標はジョークを理解できるようになってオージーとともに笑いたいです。
ホームステイ先のことで悩んでいた時に、ステイ先を変えるなら変えるとはっきりしてからではないと手配できないと言われた時は少し不満に思いました。ステイ先のファミリーも学校の職員なので気まずいまま生活しなければいけないし、もうちょっと考えてくれても良かったのではと思います。正直女の子だったら悲鳴あげるレベルでした。 マンスリーレポートのコメントはとても励みになりました。コメントを毎回楽しみにしていました。
自分が授業で任されることだけでなく自分でやってみたいことなどを提案してどんどんチャレンジしてみてください。僕はこのプログラムで行動力が大事だと気付かされました!ここでしかできないこと、悔いのないようにやりきってください!
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日本語教師に興味がある方、海外インターンシップで迷っている方も、まずはお気軽にお問い合わせください!