今回の経験は自分をまた1つ大きくしてくれました

今回の経験は自分をまた1つ大きくしてくれました

総合満足度
5.0

期間:2週間

M. Yさん

志望動機

現在小学校、中学校英語教育に関わる仕事をしているため、現地の子どもたちがどのように幼少期を過ごして母国語を習得しているのかを知りたかったためです。

こんな体験をしました

普通の旅行ではなく、何か得るものがある2週間にしたいと思いこのプログラムに参加しました。結果として、ボランティア活動、そしてホームステイを通して、本当に沢山の事を学ぶことが出来ました。自分の中では「現地の母国語の習得過程を見たい」ということと、「ホストファミリーとの生活を通じて英語力を上げたい」という2つはっきりとした目標を持って参加した事が良かったと思います。目的や達成したい目標があれば、慣れない生活の中でも、自分で考えて積極的に行動できると思います。理想としては、日本でいう小学校の子どもたちが英語をどのように学んでいるのかを見たかったのですが、ホストファミリーには小学生の子どもも2人いたため、学校生活の様子などを聞くことが出来て参考になりました。仕事をしているため2週間以上の長期の休みは取れず、もっと沢山勉強したかったですが、期間が短かったのが残念です。しかし、また新しい家族や仲間と出会えて、新しい文化、歴史、考え方や生き方に触れることができ、今回の経験は自分をまた1つ大きくしてくれました。サポートして下さった方々、ありがとうございました。

1日のスケジュール

7時00分

起床

7時30分

朝食(トースト、シリアル)

8時45分

幼稚園到着

9時00分~10時00分

午前活動 中遊び…その裏で1人ずつテーマ活動

10時00分~10時20分

午前活動 モーニングティー

10時30分~11時00分

午前活動 外遊び

11時00分~11時30分

午前活動 クラス活動(ドッグトレーナー、絵本の読み聞かせ、歌の紹介など)

11時30分~12時30分

午前活動 外遊び

12時30分

昼食

13時30分~14時00分

午後活動 中でリラックスの時間

14時00分~14時50分

午後活動 外遊び・パッキング

15時00分~16時00分

午後活動 全体でグループワーク、絵本の読み聞かせ、迎えが来た子どもから帰宅

16時00分~18時00分

午後活動 図書館で読書、町の散策など

18時00分

家到着

18時00分~20時00分

ホストファミリーと団らん、夕食作りのお手伝い、シャワーなど

20時00分

夕食(パスタ、ハンバーガーなど)

21時00分~22時00分

ホストファミリーと団らん、翌日の準備

22時30分

就寝

※ある一日のスケジュールです

アレが知りたい、コレが知りたい

Q
全体でかかった費用は?
A

渡航費 15万円、現地で使ったお金4万円、プログラム参加費16万円、合計35万円

Q
幼稚園でした活動は?
A

日本の紹介、折り紙、歌の紹介、パズル、外遊びなど活動の補助全般

Q
ボランティアで学んだことは?
A

現地のキンディの雰囲気や子どもたちの様子、先生方がどのような役割で効果的に子どもたちと関わっているのかを間近で見ることが出来ました。様々な配慮、工夫があり、大変勉強になりました。また、言語をどのように学び、使っているのかも見ることが出来ました。

Q
ステイ先はどんな地域でしたか?
A

シティから車で1時間ほどのビーチ沿いの町でした。朝は早く起きてビーチ沿いを歩きコーヒーを飲めるような、のんびりしたとても綺麗な場所で感動しました。キンディまでも乗り継ぎはありましたが、バス停も家から近かったため不便はなかったです。

Q
家族や食事はどうだった?楽しかった思い出、文化の違いは?
A

ホストファミリーの家からはバスの乗り継ぎで40分ほどでしたが、朝は通勤のついでということで、ファザーが毎日キンディ近くに送ってくれました。ランチは娘たちの分のついでだよ、といって毎日ホストファザーが作ってくれました。慣れない活動で近くに買い物がある場所があるかも分からなかったので、本当に助かりました。
今まで受け入れてくださったホストの中で一番良かったです。初日から家族の一員として受け入れてくれているのが分かりました。それぞれ4歳、10歳の娘さんもいたため、毎日こちらの学校と日本の学校の違い、授業で習ったこと、友達の話など話題が尽きることがありませんでした。ホストファザーも、オーストラリアの文化、歴史、スラングなど色々な質問に答えてくれました。毎日みんなで食事を囲み、本当にたくさん会話を楽しみお互いを知ることができたのが良かったです。

Q
日本出発前にしておけばよかった事はなんですか?
A

現地では手に入りにくい、和柄の折り紙や文房具などは持って行って役に立ちました。しかし実際にキンディに行ってみると、思っていた雰囲気と違ったり、子どもたちの興味や、今までにどんなことを経験しているのか、以前に日本人が来て同じような活動をしていたのか?など、状況も違うと思うので、臨機応変さが求められると思います。活動も夕方には終わるので、夜はある程度ゆっくりと準備をする時間もありました。初日にキンディに行った時に、何か紹介させてもらう時間があるのか、どの位の人数に向けて、何分くらいの内容なのか、また年齢はいくつかのかなどを確認できると良いと思います。

Q
「出発前」と「今の英語力」は何が違う?
A

現地にいる2週間は、日本語を一切使わないことを意識しました。書く、読む、聞く、話す全てスイッチを入れ替えて活動が出来て良かったです。特にキンディの子どもたち、先生方、ホストとの日常的な会話を通じて、かなりリスニング、スピーキングの能力は伸びたと感じています。

Q
この経験を今後どのようにつなげていこうと思う?
A

沢山の絵本や英語学習に関わる教材、アプローチの方法を学んだので、実際に日本での英語教育に積極的に取り入れていきたいです。

Q
これから参加する人へアドバイスを一言!
A

まず2日目までで大切なのは、幼稚園の子どもたちと1日でも早くよい関係を築く事だと思います。最初は小グループで、折り紙を折ったり、子どもたちと積極的にコミュニケーションを取っている姿を見せるのが第一歩だと思います。その間に子どもたちの興味関心や言語の能力を見極めて、週の中盤でキンディの先生方にやりたい事を提案しました。とにかく、どんどん自分から入っていくことが大切だと思います。先生方も勤務で忙しいので、待っているだけではだめだと思いました。こんな事をするのに、どのくらいのメンバーで何分くらいほしいとか、それぞれの先生方にオススメの絵本や理由を聞いて紹介してもらったり、休憩中や仕事終わりなど、隙を見て先生方にもどんどん声をかけました。