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私は基本的な生活を送れるレベルでも英語を話せるわけではない。そのため、1人でオーストラリアへ来ることは本当に不安であった。来てからも文化が違いすぎるため、バスに乗ることさえも苦痛で、幼稚園やスーパーにおいても、言葉を理解することができなくて、日本に帰りたいと思っていた。しかし、毎日自分の気持ちを立て直しては通い続け、ホストファミリーともまずい英語で会話をして笑い合うことで、なんとなく何を言っているのか分かるようになってきた。基本的にオージーは良い方ばかりであるため、まずい英語も理解してくれようとしたり、「日本の~って」などと声をかけてくれる方が多いため、2週間うまくやってこれた。
もちろん、人それぞれ感じ方や活動する場所で体験することは異なると思うけれど、少なくとも私は良い出会いがあり、幼稚園の方とプライベートで遊びに行くこともできたし、辛いことがあるなかでも笑いがたくさんあるひと時を過ごすことができた。
6時00分 | 起床 |
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7時30分 | 朝食 メニュー(シリアル、ヨーグルトとフルーツを混ぜたもの) |
8時45分 | 幼稚園到着 |
9時00分~10時00分 | 午前活動 モーニングティー、外で遊ぶ |
10時00分~12時30分 | 午前活動 グループタイム(歌を歌ったり、絵本を読み聞かせたり) |
12時30分 | 昼食 メニュー(果物、野菜、フルグラのようなスティック) |
14時00分~15時00分 | 午後活動 グループタイム(本を読む、歌を歌うなど) |
15時00分~16時00分 | 午後活動 外で砂遊びや、鬼ごっこ、木の実探しなどをして遊ぶ |
17時00分 | 家到着 |
17時00分~19時00分 | お茶やお菓子を食べてゆっくりする |
19時00分 | 夕食(カレー、ステーキ、ラザニア、パスタ、サラダなど) |
20時00分~22時00分 | シャワーや部屋でゆっくりして過ごす |
22時00分 | 就寝 |
研修費:約20万円、航空券:約13万円、現地での交通費や食費(レストランは高いところが多い)、観光費:約4万円、お土産:約1万円、合計:約38万円
園児と一緒に遊ぶ(ボール投げ、砂遊び、鬼ごっこ、ブロック遊びなど)、食事の準備と介助、食後の片付け、おもちゃの片付け、寝かしつけ、衣類の着脱
私がボランティアへ行ったチャイルドケアセンターは、先生子どもたちもとても自由で開放的であるような印象を受けた。そのため、自分からしたい活動をしたいと言うこと、また、「何か手伝いましょうか」と声をかけることをしなければ何も始まらない。しかし、私は英語に自信がなかったため、最初の1週間は苦労したし、2週目も完璧に聞き取れるようになったわけではないため、理解に苦しむこともあった。しかし、英語圏で暮らしたことがないため話せないのは当たり前であり、今できる自分の力でできるだけ多くの人と関わっていくことが大切で、そうすると人脈も広がり聞く力も伸びると思う。
はい。週1回程度で英語バージョンで日本の昔話を読んだり、日本語できらきら星を歌ったり、折り紙を折ってあげたり一緒に折った。
バス停やスーパーが近くにあり、駅も比較的近くにあったため、とても過ごしやすかった。
「あなたがしたいようにして」というように、特に何の制限やルールもなく過ごせたし、人生の話や1日の話など、たくさんの話をすることができた。また、私の上手くない英語を理解しようとしてくれたり、とにかく前向きで何事も笑いに変えていたため、一緒に過ごしていてとても楽しかった。
夜は9時または10時にはベッドへ入るため、夜に十分自分の時間を過ごすことができた。
“日本が好き”という人に何人も出会ったので、日本の物価や文化、食べ物についてはしっかりと習得しておくべきだったと思った。
まず、聞き取る力がついたと思う。幼稚園において、先生方が何と言っているのか、分かることが確実に多くなった。
自分を犠牲にして他社を受け入れてばかりだと、自分の学びを少なくしてしまう可能性があるため、今回学んだことで印象に残っている“自主性”という面で、誰かを見て行動を変えたりしないように、まずは自分がどうしたいのか、どうありたいのかを考えていきたいと思う。
子どもたちはいろんなことに興味を示すため、砂でケーキを作ったり、木の実を見つけたりすると喜ぶ。また“What's your name?”や“Hello”などと声をかけ、積極的に話し名前を覚えてあげると、より仲良くなれる。