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短期間の研修ということもあってか、あまり辛かった思い出はありません。しかし、出勤してすぐに、メインプレートとサイドプレートを100枚ずつ地下から2階へ移動させるのが唯一大変だった記憶があります(エレベーターで移動させるので、エレベーターにそれを載せ、階段で自分が2階まで取りに行く、それを繰り返すので、少し大変でした)。
嬉しかったことは、やはり仕事を任される範囲が広くなったことだと思います。最初は、お客様が召しあがられたお皿を下げ、翌日のテーブルセッティングをするだけでした。しかし、後半では、ビュッフェのセクションの一連の流れを任されるようになり、お客様と会話をする機会も多くありました。お客様の中には、シドニー観光初日や1週間経たない方もいらっしゃり、シドニーのお薦めスポットについて少しお話させて頂いたこともありました。研修の目的にもあった、英語力向上という観点において、非常に有意義な時間を過ごさせて頂きました。
9時30分 | 起床 |
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11時00分~12時40分 | 午前活動 |
12時50分 | 昼食 メニュー(シーフードビュッフェ) |
13時30分~16時50分 | 午後活動 |
16時55分 | 帰宅 |
24時00分 | 就寝 |
私は、シーフードビュッフェを担当させて頂きました。研修目的は、最高のサービスの追求でしたが、それと同時に自分の英語力が現段階でどこまで通じるのかを試したいという狙いもありました。その部門のお客様は、英語圏の方が多かったので、彼らとの会話を通して、自分のスピーキング能力を知ることができ、非常に濃密な時間を過ごせたと思っております。
研修中は、“かゆい所にも手が届くような接客をする”という目標を設定し、業務にあたっていました。そのために、私は、分からない、理解できない点をその日の内に解決するよう努めました。結果として後半では、お客様の次の行動をある程度予想しながら、余裕を持って行動することができました。
活動中における自身の変化としては、自分で「考えて」動けるようになったことだと思います。最初は、全て指示をもらい、その指示の下で動いていました。しかし、仕事内容が分かってくると、“この場合だったら、こうしよう”と、臨機応変に動けるようになっていました。例えば、ドリンク注文を任され時には、ある程度メニューをテーブルの近くにおいて置き、お客様がいらっしゃたら、すぐにお渡しできるようにしたり、よく聞かれる質問に関しては、ビュッフェの前にお客様にそのビュッフェのオプションをお伝えするなど、少し時間はかかりましたが、後から同じ質問をお客様から繰り替えし聞かれないようにするためにも、お客様が納得されてから、ビュッフェに行って頂くよう心掛けました。
ダーリングハーバーから徒歩で5分ぐらいの場所でした。海沿いということもあり、若干肌寒かったような印象があります。
スタッフが皆とても明るくて、非常に驚かされました。1人1人が仕事を“やらされている”という感覚ではなく、まるで趣味の1つかのように楽しそうに働かれていたのが印象的です。指示に関しては、1~10まで全ての業務を教えるという訳ではありませんが、時折“何か分からないことある?”と聞いてくださるので、質問がしやすい環境は整っていると思います。
クルーズのインターンシップは、事前に自分で何かを準備することはありません。そのため、特にこうしておけば良かったと思うことはありませんでした。しかし、研修前には、オリエンテーションがありますので、そこで教えて頂いたことは頭に入れておき、研修時に何かを頼まれたときには瞬時に動けるよう準備をしました。
英語に関しては、分からない事があったら、自分からそれを相手に伝えなければならないので、しっかり相手に質問をすることができる程度の英語力は必要だと感じました。
研修後半では、お客様を予約されたテーブルまでご案内し、お水をお持ちし、今回のコースの詳細を簡単に説明し、ドリンクの注文を受けるという一環の流れを自力でそつなくこなせるようになっていました。
私がこの研修に参加した目的は、おもてなしのいろはを学ぶことでした。この研修を通して、そのおもてなしは、スタッフ間の仲の良さによって生み出されたチームワークからなるものだと感じました。この経験を生かして、今後企業に就職をした時には、お客様に満足をして頂けるようなサービスを提供する以前に、まずは一緒に働く仲間を大切にしようと思いました。
飲み物の種類を沢山覚えました。私の部門は、ドリンクオーダーがあったので、ソフトドリンクやフルーツジュースの種類はどのくらいあるか、値段はいくらかなど、どのようにしたらスムーズに注文がとれるかを考え、業務前に目を通すようにしていました。
私も事前オリエンテーションの時に担当の方から聞いておりましたが、慣れるまでは肉体的に少しハードです。クルーズ船なので、食器やグラス、テーブルなど全体的に重いです。ですので、会場セッティングや食器を下げる際は、特に体力を使います。
しかし、一緒に働くスタッフは優しい方ばかりです。日本人スタッフはとても少なかったので英語力を向上させたい方は、ぜひ一度挑戦してみてはいかがでしょうか。