祝!第七期卒業式、BBIC日本語教師養成講座

こんにちは。

さて、先週金曜日、5月8日は、BBICollege(BBIC)日本語教師養成講座の第七期の卒業式でした。この卒業式で3人の日本語教師が巣立って行きました。

BBICの日本語教師養成講座は2014年2月から開講しています。そして今回第七期の卒業生を迎えました!卒業式のたびに、一抹の寂しさと日本語教師として巣立っていく期待感とが入り混じるのですが、今回も三者三様の良い日本語教師が巣立って行ったと思います。

さて、この卒業式では、各受講生が成長してきたことに触れてお話をしていきますが、他に必ず触れてお話をしていることがあります。それは、BBICとしてどんな日本語教師になってほしいかと言うことです。

日本語教師として、日本語や日本文化を教えることは当たり前のことです。それは当然のこととして、加えて、BBICの日本語教師養成講座のを卒業したのであれば、

『卒業生が将来の日本語教師になった時、皆さんの一挙手一投足を通じて、日本の良いところを是非日本語学習者に伝えていってください』と話しています。

では、その日本や日本人の良いところってなんであるのか。

ジャパセン(BBI)では、生かせ日本人スキルと言うキャッチフレーズで運営をしてきています。

これは、根幹に日本人は世界の人たちと比べたときに、日本人にしか持っていない素晴らしいものを持っていると思っていて、是非それを国際舞台で生かして日本でも世界でも頑張って欲しいという願いからつけたキャッチフレーズです。

講座が始まる初日には、この日本人の良いところに関して受講生と一緒に話をします。例えばその良さとは

・相手を慮ることができる
・相手の状況を察して動くことができる
・責任感がある
・我慢強い、忍耐力がある
・オーガナイズする力がある

ちょっと前ですが、ワールドカップがブラジルでありました。みなさんご存知の通りに日本は惨敗をしました。でもそのときに日本人サポーターは、自分たちがいたところのゴミをきちんと片付けて帰って行きました。このことは世界中から賞賛された出来事でした。日本人はすごいと。普通だったら、気持ち的にかなりしんどい状態であるにもかかわらず、暴れることもせずきちんと片付けて帰っていったということに賞賛を浴びたのです。

ここには、スタジアムを汚してはいけないとか、そこを管理している方々への配慮などもあったり、道徳的にきちんとするのが当たり前だとした日本人としての行動が現れているわけです。

こういったことができるのは日本人くらいです。恐らく他の国籍の方が自然とできることではないです。

でも、その様を見た、世界中の人が、このことは素晴らしいことだと言ってくれたのです。ここには、宗教も国籍も人種も何も関係なく、皆さんが良いと思うことだったのです。

日本人はそんな事を普通にやり遂げています。

そして、それが日本人や日本のすごいところです。

よって、こういったことを、卒業生の日本語教師の皆さんを通じていろいろと伝えていって欲しいということを話しています。

是非、そんなことも感じながら、この講座を受講してもらえればなと思います。

第七期の皆さん、是非良い日本語教師目指して頑張ってください!

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