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8、9割のワーホリや留学生が就職に不利って本当？

by japancentre-au · 公開 2021年12月6日 · 更新済み 2021年12月8日

就職のシステムを知る事×自分の可能性を信じ求める事

ワーキングホリデー・留学生の皆さん、心して留学せよ！

日本人に対してオーストラリアへの留学が再開されたと発表となり、この情報を待ちに待った日本人の方々は多かったのではないでしょうか。オーストラリアにお越しになる皆さんをお待ちしているジャパセンとしても素直にとても嬉しいニュースでした！

でも、ふと、留学をするってそもそもどういった意味なんだろう、皆さんはどこまで留学することのその次を見つめているんだろうと、浮かれ気分でウキウキ状態で留学に来たり、勧めたりすることだけでいいのかなと冷静に思う自分もいたります。

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それは、そもそもジャパセンは、その後の皆さんの人生やキャリアに留学を生かして頂くためにサポートをしている留学会社なので、留学をしてもらうことが目的で対応をしているわけではありません。

なぜなら、留学することが目的だと、『その後どうするの？』というのがどうしてもちらついてしまうし、それがわかりきっているのに、留学の楽しい側面だけを謳い続けることに抵抗感があるからです。

ジャパセンの中での『留学』とは、皆さんのその後の人生やキャリアにつながるように、いかに留学を生かすか！という事がテーマですので、具体的に言うとその後の就職という事がキーワードにもなります！

オーストラリアへの留学が再開されるこのタイミングで、改めて留学することの意味を皆さんと共有させて頂くために、皆さんにとってはちょっとショッキングかもしれない『8、9割のワーホリや留学生が就職に不利って本当？』について今日はお話をしてみたいと思います。でもこのことはしっかりと念頭に置いた方が間違いなくいいです！

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まずは就職にはどんな形があるかをきちんと把握しよう！

日本人である私たちは、日本の就職システムをきちんと知っておかないといけないので、まずはその整理からしていきたいと思います。

日本の就職には、新卒、第二新卒、既卒、中途採用とが大きく分けてあります。こちらに個人事業主や起業などが追加されるのだと思います。

まず、新卒、第二新卒、既卒、中途採用についてきちんと理解をしておきましょう。

①新卒とは
専門、短大、大学卒などそれらの機関を卒業した後にそのまま就職するもので、主に就職活動は在学中に行われ、その間に内定等がもらえているケースが多いのではと思います。

因みに、2010年（平成22年）に厚生労働省より「青少年雇用機会確保指針」が改正されたことに伴い、卒業後３年以内の既卒者は新卒枠で応募受付をという指針が示されました。ついては、卒業して3年以内であれば、新卒枠としてみて頂ける企業もあるといういことです。これは強制ではないので、企業の人事の方針によりますので全てではないですが、可能性は十分にあるという事です。

②第二新卒とは
新卒として一旦、社会人経験があるものの3年以内に辞めて改めて就職をするもので、一般的には25歳前後くらいまでの方と言われていますが、20代の方もと言っているところもあるようなので、いつまでかは明確ではありません

③既卒とは
卒業後、どこにも就職せずにいる人のこと。この場合の就職とはいわゆるフリーターやアルバイトなどではなく正規な就職の場合です。従って、フリーターやアルバイトとして働いている場合は、一般的に就職経験者としてカウントされないので、その後の就職は結構ハードルが高くなる可能性があると思います。もちろんそれでも、正規で働いていなかった理由付けや経過がしっかりとしていればその限りではないと思います。

因みにこの既卒の中で卒業後3年以内に就職をする場合は、新卒扱いをされるケースもあります。留学等のしっかりとした理由があり、卒業後すぐに就職ができなかったケースなどは、このパターンで狙う事が可能です。

④中途採用とは
上記の第二新卒も含む場合もあると思いますが、一般的に一度企業での社会人経験がある人で転職等をして採用となる場合です。主に即戦力として期待されているケースがこちらになると思いますので、ある程度の社会人経験がある方で、企業が求める即戦力のキャリアを持っている人が該当してくると思います。

ここまでが一般的に、日本での就職システムに属するところかと思います。こちらに加えて日本でも海外でもあり得る内容として、次があると思います。

⑤個人事業主や起業とは
個人事業主は個人の技能等を持って仕事をすること。フリーランスで働くWEBデザイナー、プログラマー、通訳・翻訳、美容・マッサージ師、美容師、日本語教師、会計士などが該当してくるのではないでしょうか。これらがさらに大きくなることで起業をし個人事業主ではなく企業として、活躍される方もいるのではと思います。

⑥海外就職をするとは
日本での就職にとどまらず、海外で一時的にまたは、永続的に就職をするケースです。日本の企業で働いていての駐在員のケースもあれば、海外で就労ビザや永住権を取って働く場合など様々です。日本の企業からの駐在のケースや現地企業のスポンサーがある場合はビザ上あまり苦労はしないと思いますが、自力でビザを取る場合は、簡単ではないのが海外就職。この場合は従って、就職の前にビザ上どうできるのかの計画がより大事となってくるケースが多いと思います。

以上が、日本、海外含めて就職をする場合に、きちんと把握をしておかなければいけない内容です。そしてこちらを理解した上で、どのタイミングで留学をすることがいいことなのか、ご自身の計画や状況により、より効果的に結果を出すためにはどうすべきかを検討をした方がいいと思います。

日本で就職をする場合は日本のシステムに乗っかる方が有利？

日本での就職を考えたときには、一般的に、上記④までの日本のシステムが適用となります。そうすると、新卒で就職することが一番有利であり、仮にそこで退社しても第二新卒狙いがあります。それでもダメな場合は、中途採用狙いがあります。

ついでに新卒の場合のお得な内容は、大手の場合は、給料ももらいながら、新人トレーニングを施してくれるので、日本人としての社会人マナーをしっかり身に着ける機会があり、それがあるからこそ、万が一第二新卒になったとしても新たな企業側で一旦企業で働いているという点が魅力にもなります（第二新卒の場合の懸念事項もあるので注意点はあります）。

よって、日本での就職のみを考えたときには、日本の就職システムがあるので、そのままストレートで就職活動をすることが有利になることは明白です。逆を言うと留学をすることで不利になる可能性があるという事です。

従って、その後の就職のことを何も考えてなく、単に海外に行きたい、留学に行きたい程度の考え方で留学をする場合は、その後、就職に関してどうなるかはわからない可能性があることを肝に銘じて留学をして下さい。

逆に言うと、計画立てて留学をすることで、より可能性のある、より自分らしい就職をしていくこともできるという事です！

日本にずっといる人よりは強く大きくなれる可能性がある！

留学後の日本での就職を考えたとき、新卒時にストレートで就職をする方が有利に運ぶ日本のシステムが単純にあります。では、その有利さを使わずにどうして留学をするのでしょうか。

それは、より大きな自分自身になれる可能性があるからです！

具体的な内容としては、

✅　英語力が身につく
✅　ビジネスシーンで使える英語力が身につく
✅　外国人相手含めてコミュニケーション能力が備わる
✅　外国人のものの考え方仕事の仕方がわかる
✅　専門知識がつく

などが考えられます。つまり、尚且つ日本の教育や社会の枠に収まらず、自分の可能性を信じて、それを追い求め、一回り大きな自分になりたいのなら留学をすることは、理にかなっていることとなります。なぜなら日本では絶対に経験ができない環境となるからです。

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また、実際、日本でそのまま就職をしている人たちの中には、第二新卒というシステムがあるように、大した期間働かないのに一旦辞めてしまう人が多いという事実があります。その場合は、ほぼほぼキャリアとして何かが身についたとは言い難い可能性があります。

また、ストレートで行くことは、日本の就職に対してレールに乗っかって、画一的なものでその後の人生を送る可能性も否めなく、決して失敗ではないはずですが、小さくまとまってしまう可能性があります。

つまり、ストレートにはいかないので、リスクは伴いますが、より大きな自分自身になって、その後の人生を送れる可能性があるのが留学というきっかけとなることもあるという事です。

それでもより不利にならないように工夫することや、そのタイミングを見計らう事はとても重要になると思います。つまり、ストレートに行くよりは、不利になる可能性はあることを認識しつつ、少しでもそれを軽減し、さらにより成功を収めるために自分を磨くために留学に行くという事を心に据えて留学をするという事が大事だという事となります。

なお、とにかく行きたい、遊び含めて行って、その後はあまり考えなくてもとりあえずいいというのであれば（その場合でも何もすべてが間違いという事ではないので）、ご自身のタイミングで楽しく留学をしたらいいと思いますし、留学すること自身が目的でいいと思います。

また、有給を利用して夏休み等に留学するなどの短期留学ケースは、今回、挙げている内容の限りではありません。

なるべく不利にならない留学をするタイミングとは？

大きく分けると以下の3つになるのかなと思います。なお、これは通常通りに考えるその通りなのですが、企業等によって取り扱い方は異なるので、あくまでも参考としてご覧ください。

①休学届を出して行くか

大学など、休学届が出せる教育機関の場合は、これを利用することで、休学期間中、留学をしたとしても、ストレートな新卒扱いで就職活動ができるので、かなりお勧めな方法です。ただし、おそらくその休学期間は最大でも1年間となるはずなので、その間に何をどこまで身に着けるかは、きちんと計画立てることと、ご自身の努力が必要となると思いますので、その点の心構えが必要です。

②卒業後すぐに行くか

卒業後、留学をすることを決めていて、その資金稼ぎのために一旦アルバイトをして資金がたまってから留学をする方がいますが、工夫としてはその場合はちょっと不利に働く可能性が出てきます。つまり、卒業後間髪入れずにすぐに留学に行くことの方が賢明という事です。

なぜなら、この場合は、卒業後3年間有効の新卒扱いとして、就職活動をするためです。すぐに行くことで留学期間は1～2年間くらいとることも可能です。この場合は①の方法よりより長く留学をすることができる可能性があります。ただ、気を付けることは、どの企業も3年以内を新卒扱いとしているわけではないという事です。従って、ご自身が行かれたい企業や業界がどうこの件に関して取られているかなどもしっかりと把握しておくことがいいと思います。

更に、留学期間が長ければ長いほど、就職が決まっても同期は1から3歳くらい年下である可能性がある事です。特に気にする必要もないと思いますが、その後の出世に関してどう差をつけていくかは、留学中に何をして何を身に着けたかによるところがあるという事を心した方がいいです。

③就職してから行くか

1年間程度の留学期間であれば、計画的に行えば、第二新卒が狙えるかもしれません。

または、一旦きちんと働いて職歴を積み、社会人としての更なるキャリアアップを図るために留学をして、中途採用としてその経験を生かして再就職を狙う方法です。こちらは、計画さえしっかりとすれば、中途半端な状況にはならならず、いい結果を生み出せる可能性があります。

まずは、日本の社会人としての経験をしっかりと持っていること、そして留学の経験がご自身のキャリアアップのためにしっかりと計画立てられ、それが叶えられているのであれば、ステップアップされた人材として好印象を持たれる可能性があるからです。

ただし、この場合の注意点は、中途採用となるので、企業側からすると即戦力の人材であることと、企業が希望するスキル等を持っていること、そして何より大事なのがどうして留学をしたかという理由とその結果となります。

そこさえ注意すれば、良い形の、そしてご自身が希望する環境での仕事としてその後やっていける可能性もあるのではと思います。

個人事業主や海外就職を狙っている場合はこの限りではない

上記①～③は、あくまでも日本での就職を目指した場合のサンプルとしての内容です。つまり日本で働こうとも個人事業主や起業したり、又は海外で就職することを目論んでいるのなら、日本の就職システムはあまり気にしなくてもいいと思います。

ただし、この場合は、ご自身のキャリアややりたいことの明確化など目的をしっかり持つことと、ビザに置いてきちんとした知識と対策を持っている必要があります。

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何とかなる！は、きちんと計画立てられている人が言えること

後先考えてもしょうがない、そればっかり考えていると行動ができないとよく言います。ある意味その通りだと思います。頭でっかちになって、行動しないことが一番、損する可能性があるし、後悔する可能性があるからです。

でもその時に、『何とかなるさ！』と言えるのは、しっかりと計画立てたり、その都度きちんと考えて最善を尽くす努力をしたりする人が、初めて言えることで、何も考えていなかったり、のほほ～んと留学生活を送る場合は、ラッキーパンチがない限り、うまくいかないことが多いかもしれません。

つまり、留学した以上、少しでもいいので、その後のことを考えて、行動をすべきことが常にあるという事を肝に銘じておいた方がいいです。

8、9割のワーホリや留学生が就職に不利って本当？

いかがだったでしょうか。今回のブログ記事は、なにも皆さんを怯えさせるために書いたものではありません。仮に留学後の道に就職という事があるのなら、その点は留学前からしっかりと理解をして行動をした方がいいという喚起から書いた内容です。

従って、留学することを否定していることもないし、それどころかしっかりと計画立てて対応をすれば、留学することが、就職に限らずより高みの人生を送れる可能性があるという事ともなり得ます。

▶　ワーホリや留学生が就職を成功させる方法とは？

ただ、何のこともなく、そのまま留学をしてしまい、その生活をしてしまうと、リスクを負う事もあり得るという事は十分に理解をしてみて下さい。

現実的には、とは言っても、留学前から計画立ててくることは簡単ではないし、ほとんどの方があまり気が付かないところだと思います。僕自身も社会人として結構働いたので、ご褒美含めてちょっと留学に行こうくらいの気持ちで海外に出たので、動機としては、普通の留学生だったと思います。

でも、そういった経験もあるからこそ、また、皆さんのサポートをさせて頂いているからこそ、事前に気が付いていろいろと動けることの方が、より効果的に動け、結果が出る可能性が高いという事も知っているので、今回はそれを共有したく、ブログ記事としました。

是非、参考としていただき、今後の留学計画に役立ててみて下さい。

ジャパセンは、ジャパセンのブログ記事を読んで頂ければお分かりの通りに、皆さんの目的と現状を把握して、どう動いていくかの計画提示に長けている留学会社です。是非皆さんのご希望をお知らせください。そちらを基に、皆さんにあったプラン立てを提案させて頂ければと思います。少しでも皆さんの目的が叶えられるように尽力をさせて頂きます。

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ジャパセンは、オーストラリア専門の留学エージェント

ジャパセンは、長年、留学エージェントとして運営してきています。上記の様な必要な情報を多く兼ね備えていますし、その情報を基に皆さんのご希望に沿った適した学校の案内を得意としています。

一般英語、J-shineなどの英語教師の資格、ケンブリッジ検定試験、IELTS、ワーキングホリデーの方用のお得なコースなどの英語学校の紹介はもとより、その先の進学、専門学校も対応をしています。ビジネス系の学校に行きたい、手に職系の学校に行きたい、永住権につながるコースの選択など、皆さんの現状と目的に沿った学校紹介をしています。

また、ジャパセンは、オーストラリアのTOEIC公式テストセンターに認定されており、TOEIC公式テストの運営や点数アップのためのTOEIC集中講座、オーストラリアでも加入ができる留学生保険・OSHC学生保険の代理店、帰国後の就職に向けての各種インターンシップ、日本の人材紹介会社、ホームステイの独自手配など留学に必要な多くの事を手掛けています。また、日本語教師を育てるための日本語教師養成講座を開講、オーストラリア人日本語学習者への日本語学校運営及び日本への留学についても取り扱っている会社です。

また、日本には東京と大阪にオフィスを持っているので、日本でもオーストラリアでもサポートができる会社です。

留学に向けて大事なことは、まずは留学をしたいことの目的は何か、それにより将来どうされたいか、などだと思います。ジャパセンではそちらをお伺いして、その目標に沿ったプランを提示させて頂きます。そこには渡航の準備もあるでしょうし、ビザの知識も必要です。また、各学校の特長（地域、授業料、システム、雰囲気など）などもお伝えしながら、良い留学になれる様に、良いコース選択ができる様にサポートをしています。

これから渡航をしようと考えている方、現在オーストラリアに滞在中の方、ワーホリビザを持っていて、その後、学生ビザでオーストラリアでの滞在延長を考えている方など、多くの状況があると思いますが、ジャパセンでアップしているブログ記事やホームページなど参考に、何かあればどうぞお気軽にご相談ください。適切な内容を紹介させて頂ければと思います。

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