将来、私は英語が使えるホテルマンになる!
ホスピタリティ産業で英語が使える人材になる!
ホテル、レストラン、カフェのマネージャーを英語環境で
久々の留学を使ってプロになるシリーズ、今日は、英語が操れるホテルマン、レストランやカフェマナージャーになることを目指したプロセスを紹介します。また、このプロセスは最大、オーストラリアの永住権も目指せます。
日本人留学生の中で、このホスピタリティ関係で将来を目指す方は結構いらっしゃいます。それは日本人がおもてなしなど含めてホスピタリティが得意であることを海外で如実に確認ができること、コミュニケーション能力のみとは言いませんが、それさえあれば、取り掛かりやすい産業でもあるからです。
また、このホスピタリティ産業は、ホテル、レストラン、カフェ、旅行業、観光業、など多くの業界に通じるところがあり、帰国後に関連する業界で働く方もとても多いのではと思います。また、コビットで一時中断となっていますが、日本では外国人旅行者の受け入れに力を入れていました。観光立国日本として10年以上の歴史がありますが、外国人旅行者の誘致は、日本の経済を取り戻すための大事なファクターですから、今後も引き続き重要視されるはずです。
そうなると、日本においても英語が普通に使えるホスピタリティ産業に従事している人材が必要です。それになるために、オーストラリアで勉強し、経験をすることがとても有益に働くはずです。もちろん、オーストラリアが気に入ってしまって、スポンサーなどが得れることや移民法が変わらなければ永住権に向けてのプロセスも十分に存在しています。
今日はそのあたりのことについて、どういったプロセスになっていくかをお伝えしたいと思います。
▶ 自分をブラッシュアップすることが大事な時代になってきた!
≪留学を使ってその道のプロになるシリーズ≫
〇 英語教師編 〇 日本語教師編
〇 チャイルドケア(保育士、幼稚園先生)編 〇 シェフ(調理師)編
〇 看護師(正看護師)編 〇 看護師編2(アシスタントナース)
〇 マッサージ師編 〇 美容師(ヘアドレッサー)編 〇 自動車整備士編
〇 IT編 〇 IT編2(大学に行かない編)
〇 ビジネスマネジメント編 〇 ホテル・レストランマネジメント編
▶ オーストラリアへの留学は永住権への入り口になり得るリアル
日本人が持っている技術で海外で求められているものの代表的なものとして日本語教師があります。日本人でなければ成り立たない仕事ですので、分かりやすいと思います。また、すし職人などそういった技術のある方も、海外のいろいろな国で仕事ができるチャンスがあります。こちらも日本特有の技術であり文化なので、海外に需要があります。この様に日本人、また日本特有の技術や文化は、海外では希少であり、また多くの国で受け入れられ求められている内容なので、それらを使って海外で経験することは、引き続きオーストラリアにいたとしても、その後日本に帰国したとしても、他国に行ったとしても、働けるチャンスが広がるので、これからのグローバル時代にはとても有効に働くと思います。
この留学を使ってその道のプロになるシリーズは、お持ちの資格や経験を利用したり、新たに海外で関連する勉強をすることでそれを利用して、海外で働くチャンスをものにしたり、その経験をその後に生かすために関連する内容を取り上げるものです。因みに、手に職系のスキルを持っていたり、勉強をしたりすると海外ではいろいろと重宝される傾向があります。
▶ 留学を生かして就職に結びつけるブログ記事トップ
▶ オーストラリアの学生ビザで延長する時のブログ記事トップ
将来、私は英語が使えるホテルマンになる!
タイトルでは、わかりやすくホテルマンとしていますが、別にこれは、ホテルで働くことのみを言っているのではなく、ホスピタリティ産業の中で関連する職業となります。つまり、5つ星のホテルマンもあれば、アコモデーションやモーテルのマネージャー、レストラン、カフェのマネジャー、ひいては、旅行業、環境業で今後英語を使ってそれを武器に働いていきたい人に当てはまる内容になるかなと思います。ぜひこのプロセスで、英語が操れるこの業界の人材を目指してください。
英語を使ってその業界で働く経験をするという事が、ここオーストラリアではできます。それは実際には就労ビザを取ったり、永住権まで狙えるくらい、働けるためのビザが存在するからです。
ポイントはどんなビザで働くことができるか?
オーストラリアにはオーストラリアで定められた職業リストがあります。そしてそれに載っているとその職業で働くことのできるビザの取得が可能です。例えば、Accommodation and Hospitality Managers necやCafe or Restaurant Managerなどがその職業にあたります。そしてその職業から狙えるビザはいずれも以下の通りです。
- 190 – Skilled Nominated (subclass 190)
- 407 – Training visa (subclass 407)
- 489 – Skilled Regional (Provisional) visa (subclass 489) – State or Territory nominated
- 482 – Temporary Skill Shortage visa (subclass 482) – Short Term Stream
- 187 – Regional Sponsor Migration Scheme (subclass 187)
- 494 – Skilled Employer Sponsored Regional (provisional) (subclass 494) – Employer sponsored stream
- 491 – Skilled Work Regional (provisional) visa (subclass 491) State or Territory nominated
上記の内489と187はそのうち終わるビザなので、ここでは触れません。残りのビザの種類を分けると
永住権狙い: 190、491
就労ビザ狙い: 482、494、407(こちらはトレーニングビザ)
に分かれます。それぞれ条件やプロセスがあるので簡単にこれらのビザが取れて働けるかというとそうではありませんが、取れるビザとして掲載されている以上可能性は十分にある内容となります。つまり、これらのビザのいずれか、または、組合せで永住権までもっていくことも可能です。少なくとも条件させ満たせば取れるので、となるとその間は、英語環境で、そのフィールドで働くことができるという事となります。そしてその経験は、日本に帰ったとしても十分に生かせる経験となり、就活にもいかせ、もちろん仕事上で英語を使って活躍できる自分になっていると思います。
大事なことはスキルアセスメント通過と職歴があること
上記の職業から、上記のビザを狙っていくにあたって、トレーニービザの407以外は、それらのビザを取るためにスキルアセスメント(査定)に通っていることと、職歴があることが重要になります。この職業における査定団体は、VETASSESSです。そして、例えば、Accommodation and Hospitality Managersの職業における査定にパスする条件は、
Accommodation and Hospitality Managers
①関連するコースの就学でDiploma以上のコースを終了しておくこと
②加えて、資格取得後の職歴が
- at least one year
- undertaken in the last five years,
- working 20 hours or more per week, and
- highly relevant to the nominated occupation.
という事となっています。つまり、資格を取った後に最低週20時間以上の関連する仕事を1年間していたらその査定にパスする可能性があるという事となります。
他にも資格はその時点ではないけど、日本など含めて5年以内に3年間のそのフィールドの経験があって、あとから資格を取ったとしても査定をパスする可能性もあります。
従って、大事なのは、認められる資格をどこかのタイミングでとる事、ゼロベースから始めるのであれば、最初にとってからその後に経験(職歴)を積むことが大事となります。つまり、そういったプロセスを踏むことで上記のいずれか、または複数のビザが取れ、少なくともその間は英語環境でその経験を積めることとなるし、最大は永住権まで狙えることとなります。
トレーニービザ407の効能
この407が取れることは実はとても大きなポイントです。雇う企業側からするとトレーニング期間としての採用となるので給料などを抑えられるし、基本その後のためにしっかりと働いてくれるはずなので、悪くはない条件となります。
このビザを取る側からすると、このフィールドでの職歴がなくてもビザ条件上取れるビザなので(他のビザはこの職歴等が事前に必要)、このことを利用して上記の査定団体の職歴のところをクリアするように働いてしまえばいいのです。
資格を取った後に職歴を積む方法は新たな就学をすることで学生ビザを取り、その間に週20時間の職歴を積むことでも対応ができますが、この407ができるのであれば、最大2年間の職歴を積めるので、その後に482の就労ビザなど次のビザに向けての条件をクリアすることができるのでかなりいい方法です。
そちらを目指さなくても最大2年間の現場経験を407のビザの時に積むことができるので、その経験は日本帰国後にも十分な武器になって対応できるはずだと思います。
最初に取り掛かるのは資格を取る事
上記の流れを見てお分かりだと思いますが、どこかのタイミングで、ほとんどの方は一番最初にこの関連する資格を取得することがとても肝要となります。そしてその関連する資格取得コースの代表的なものが
Diploma(+Advanced Diploma) of Hospitality Management Course
です。このコースは多くの専門学校で取り上げているのでどこに行ってもいいですが、コースや学校によって設定は異なりますが、トータル2年間くらいでコース設定をしているところが多いです。お勧めの学校としては、Academies Australasia、APC、Evolution、SBTAあたりが有名どころとしてあるのではと思います。
それぞれコースの設定(CertificateとかDiplomaなど)やその期間、授業料等は異なるので、詳しくはどうぞお問合せ下さい。また、上記は主にシドニーの専門学校ですが、当然、他の都市にも多く存在してしているコースですので、お気軽にお問合せ下さい。
勉強しながら経験を積むことの利
上記勉強中に、学校によっては、ワークプレースメントを実務として対応をるコースもあります。有給、無給であるかは、それぞれの状況によりますが、こういった実務経験を積むことはその後のビザを取得する際に、また、スポンサーを見つける際にとても有利に働きます。
先日、ホテル有給インターンシップで、今からすぐに働けるホテルとして、メルボルン、シドニーのホテルを紹介しましたが、こういったことも勉強中に空いた時間で対応をしてみることも、その後につながる経験となるはずなので、間違いないと思います。
特にそこで紹介した職種は、フロント業務となるのでお客様に接しながら対応ができる職種ですので、かなり生かせる内容になるかなと思います。
将来、私は英語が使えるホテルマンになる!
いかがだったでしょうか。今日は、日本人留学生が入りやすい職業のうち、ホスピタリティ産業における、ホテルマン、レストラン・カフェマネージャー、旅行業、観光業などで将来従事したい人が、英語を使って対応できる人材になるべく、オーストラリアでの留学を生かす方法をお知らせしました。
最大は永住権まで狙えますが、直接に永住権までたどり着く職業ではないので、工夫をしながら進める必要がありますが、一方で少なくとも英語環境での働く経験が積める職業でもあるので、それを使わない手はないかなというのが、今回得にお知らせしたかった内容です。
日本人は、そもそも、おもてなしなどのホスピタリティ精神に長けている国民だと思います。従って、それをより磨いて、更に英語を使って対応ができる人材になれると、今後ますます日本で必要な人材になるのではないでしょうか。
ぜひ、そんなことを思っている方は、今回のブログ記事も参考にされながら、何かあればお気軽にお問合せ下さい。皆さんの現状をお伺いして、良い形でのプラン立てをさせて頂ければと思います。ご興味のある方はお気軽にご相談ください。
▶ ワーホリで3年間 and more オーストラリア滞在計画
▶ ワーホリから学生ビザに切り替えようと思った時に読むブログ
▶ オーストラリア永住権取得への道
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