TOEICテスト新形式・旧形式の違い
こんにちは!
本日はTOEICテストの新形式と旧形式の違いについて説明させて頂きたいと思います。
2016年5月から日本のTOEICテストでは、形式変更があり、新形式を採用しています。
オーストラリアではまだ旧形式を採用しています!
ご存じでない方も実は結構いらっしゃるので、私からお知らせするとたくさんの方が驚かれます。
なんと新形式を採用しているのは日本と韓国だけなんです。
その他タイやフランスの方々がよく受験されるのですが、日本と韓国だけ新形式になっているとは、
日本と韓国でどれだけTOEICが重要視されているかがわかりますね。
それではTOEIC新形式は旧形式とどのような点が変更されたのか。
①簡単な問題が減った。
・Part1(リスニングで一番初めの写真を見て解く問題)が10問→から6問に減りました。
・Part2(リスニングで質問に対しての答えを選ぶ問題)が30問→25問に減りました。
・Part5(リーディングの一番簡単な単文穴埋め問題)が40問→30問に減りました。
②難しい問題が増えた。
・Part 3(リスニング会話問題)が30問から39問に増えました。
・Part 6(リーディング長文穴埋め問題)が12問から16問に増えました。
・Part 7(リーディング長文読解問題)が48問から54問に増えました。
③複雑な形式が追加された。
・Part 3は、旧形式では2人の会話のみでしたが、新形式では3人の会話が加わりました。また、表や地図を用いて答えを出す形式の問題も追加されました。この形式はPart 4にも加わりました。
・Part 6は語句を入れる問題だけでしたが、文章を入れる問題も追加されました。
・Part 7では、1つの文書または2つの文書を用いて答えていましたが、3つの文書を用いて答える問題が追加されました。また、文章が挿入箇所を選ぶ問題が加わりました。さらに、チャットや携帯メッセージのやりとりも出題されるようになりました。これらには文脈から書いた人の意図や文の意味を答える問題が出題されています。
以上が簡単な新形式の追加点・変更点です。
穴埋め問題の選択肢が語句のみでなく文章も追加されたということや長文読解の問題数の増加から、読む英語量が増えたことが簡単に想像できます。
TOEICはリーディングが75分間と時間だけみると長時間に感じますが、莫大な英語量をすべて読むには全く時間が足りません。
リーディングの時間が全然足りない!というのがTOEICを初めて受ける方全員の感想だと思います。
旧形式でさえ英語量が多かったのに、新形式ではもっと多くなる・・・
安心してください、はじめに申し上げたように、オーストラリアでは旧形式を採用しています。
こちらがオーストラリアでTOEICを受けるメリットのひとつです。
他のメリットについては前回のブログをご参考下さいませ。
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