TOEIC

日本のTOEIC公式テスト開催は不透明

by japancentre-au · 公開 2020年4月20日 · 更新済み 2020年4月20日

5月までTOEIC公式テストは中止決定！

地域によっては、ほぼほぼ毎月行われている日本のTOEIC公式テストですが、2020年5月まで開催予定だったTOEIC公式テストは中止が発表されました。

6月実施に関しても現在、状況の確認をしているようですが、中止もあり得るようです。一方のオーストラリアのTOEICですが、こちらは、TOEICを受けようと思っている方がいれば対応をする姿勢で、オーストラリアのTOEICは取り組んでいます。一方で、そうではあったとしても、日本でいう三密、密閉、密集、密接はオーストラリアであっても避ける事項ですので、実施はなかなか難しいのが現状であり、実際に受験をしようという声も少ないです。

オーストラリアのTOEIC公式テストセンターに認定を受けているジャパセンでもTOEIC公式テストに向けての対応はしていますが、実際はこの環境下ですから、TOEIC公式テストを開催することを企業として自粛しているところです。今は沈静化に向けて注力をするときですから、開催は妥当とは判断していません。それでも別会場で対応ができる可能性もあるのでもしご希望の方がいればお問い合わせ下さい。

↑ジャパセンで行っているオーストラリアのTOEIC公式テスト風景

就職活動に必要なTOEIC

とは言っても、例年通りで考えるなら来年の3月には就職活動が始まります。日本の企業もこの採用に関しては不透明なところも企業によってはあると思いますので、何とも言えませんが、それでも現大学4年生や3年生の方々は、この状況に関して気が気でない環境下かと思います。また、社会人であったとしてもリーマンショックやSARS等の経験からも今の雇用状況が継続されるとは言い難い環境とも言えるので、万が一の時に備えておくべき必要もあるかもしれません。

＞　今だからこそ就活に備える意義がある！TOEICで勝ち取れ

新卒での就職や中途採用などの再就職の場面がやってくるとき、必要なことはそれに対してしっかりと準備をしておくことです。採用時に英語力を図るものとして日本全国の70％以上の企業が採用をしているTOEICの点数は、備えるべきものの一つかもしれません。ただ、とは言っても上記の通りにTOEIC公式テストがなければ、受けようと思っても受けることができませんし、いつ受けられるかさえも分からない状況です。そんな風になっているうちにあっという間に就職活動に時期がやってくるかもしれません。

そうなったときに、今、何ができるのかというと、TOEIC公式テストが受けられる状況になった時にいつでも受けても大丈夫なTOEICに対する英語力を上げておく準備をしておくことだと思います。つまり高得点取得のための勉強を今からしておくという事です。逆に言うと、今この時だからこそやっておくべきことの一つかもしれません。

＞　今、自分ができることって何だろう？ポジティブに先を見据える

こういった準備は、必ず、功を奏してくると思います。ぜひ、その時を信じて、今できることを着々と計画的に進めてみて下さい。大事なことは、就活に対して英語に関しては、現在、TOEIC公式テストを受けることができない、ただ、近い将来必ず就職採用試験がやってきて、それに勝ち取らないといけない環境下です。そのことをよく理解して、できることを今のうちにやってしまいましょう！

就活の際にTOEICの点数で必要なのは、

履歴書に書ける点数は・・・　600点以上
外資系など英語を使う環境で働くには・・・　730点以上

一つの基準として、上記のように言われています。それぞれ目的や置かれている状況は異なると思いますので目標点数もそれぞれかと思いますが、少なくとも600点や英語環境での就職には最低730点などの目安の数字は、普通の就職活動時期で言われていることなので、来季は採用枠が少なくなる可能性もあるので、それであれば、この点数を持っていても安心ができないかもしれないと考えておいた方がいいかもしれません。

色々な状況に過度におびえる必要はないと思います。でも、こんな時だからこそ、できることや備えるべきことがあるはずですので、その辺を冷静に俯瞰してみて目標に向けてぜひ準備をされてみて下さい。