期日迫る！ワーホリビザが来年1月に切れる人で専門学校に行く場合
1月末までにビザが切れる人はもう学校を決めて申請すべし！
いよいよ師走に入りました。毎年あっという間にこの時期を迎えます。少しずつコロナ禍の規制も緩和されてきています。頭に置いた行動を心がけつつも、クリスマスホリデーくらい楽しみたいですね！
さて、その師走のこの時期、今年のコロナが発症する前にオーストラリアにワーキングホリデービザで来た方々は、そろそろビザ期限が迫っているのではと思います。日本帰国を選択する人、セカンドが取れる準備をしてその対応をしている人、そして専門学校など学生ビザに切り替えて、滞在延長を希望する人など様々だと思いますが、今日はその内、専門学校等進学を希望してワーホリビザから学生ビザに切り替える時、ビザの有効期日から選択できる学校は限られてしまうのでその注意点と心構えを今日は紹介してみたいと思います。
この注意点とは、ビザの切れる日と学校がスタートする日の相関関係が影響するという事です。
▶ 要注意！ビザが切れる28日以内に入学しなければいけないルール
上記ブログ記事で上げていますが、まず大前提として、ワーホリならワーホリビザの期日が切れた日から28日以内に学校に入学をしていなければなりません。つまり28日以内の入学日設定がされている専門学校等を選択しなければいけないという事となります。
具体的にお話をすると、上記ブログ記事にも記載していますが、2021年早々の主な専門学校ビジネスカレッジの入学日は以下の通りです。
2021年1月4日（月）入学日のビジネスカレッジ
Lloyds International College
Cass Training
1月11日（月）入学日のビジネスカレッジ
ECA College
1月18日（月）入学日のビジネスカレッジ
Academies Australasia
1月25日（月）入学日のビジネスカレッジ
Greystone College
Greenwich Management College
2021年2月1日（月）入学日のビジネスカレッジ
Australian Pacific College(APC)
SBTA
もし、2021年1月28日に今持っているワーキングホリデービザの有効期限が切れるとすると、そこから最大28日以内の入学日のあるビジネスカレッジしか入学の選択肢がありません。
通常、各専門学校は1年間4学期制としているところが多いので、普通は、1，4，7，10月期に各学期がスタートするイメージです。実は、その間にMid intakeと言ってちょうど真ん中くらいに入学日をプラスして設定してくれている学校もあるので、3か月間待たないと希望の学校に行けないという事象にはならないケースが多いですが、それでもそのMid intakeの入学日までの期間も28日間以上の場合が多いです。
上記の例で行くと例えばCass Trainingという専門学校に行きたい場合、1月4日の入学日の次の入学日は普通は4月6日となるのですが、その間にMid intakeの入学日があり、それは3月1日に設定されています。
この方は、2021年1月28日（木）で現在のワーホリビザの有効期限が来るので、そこから28日以内だと2月25日（木）以内に入学ができる学校に行かなければいけないので、Cass Trainingに行きたい場合は、Mid intakeの3月1日（月）からの入学日は選択できないこととなります。つまり、1月4日（月）入学日しか選択できないこととなります。
そうなると、既に今日は12月2日ですので、1月4日の入学をする前に、学校にアプリケーション（申請書）を提出し、受理してもらってLoO（Letter of Offer)というものを発行してもらって、授業料などの金額などを正式にそれで確認をして、問題がなければそのLoOにサインと初期費用（通常入学金＋1回目の授業料）を払って、最終的にCoE（Confirmation of Enrolment）を発行してもらう必要があります。このCoEはビザ申請時に必要な資料のため、申請時前には必ず入手しておかなければいけないものです。また、同時進行でOSHC学生保険の加入、そして大事なGTE作成の完了などもビザ申請前にしておかなければなりません。
よって、もし上記の様な状況で、Cass Trainingに行きたい場合は、今から急いで対応をしないと間に合わない状態となります。
因みに、Cass Trainingは諦めて、例えば2月1日から入学できるAPCやSBTAを選択するって方法もあります。でもどうしてCass Trainingに行きたかったのかなどの理由があるはずですので別の学校を選択するという事は、その目的等をあきらめなければいけなくなります。
例えばCass Trainingは同じコースでも他の専門学校とは勉強する期間が長い設定をしているコースが多いです。例えば4学期（1年間）で終わることが普通なところ、このCass Trainingは6学期（1.5年間）かけて勉強するので、その分長くオーストラリアに滞在ができます。
つまりそういった特徴があるのでこの学校に行きたいと選択したところ、現在のご自身のビザの有効期限によって、入学日が左右されるという事となります。またはその目的を諦めて別の学校を選択しなければなりません。
これは、要はギリギリまで今持っているビザで滞在し、その後に学生ビザを取る手続きができることで、より現在のビザの滞在有効期限を活用しその分ギリギリまで長く滞在したいという気持ちがあるでしょうから、そうなると、ビザ期限を基軸に学校を選択しなければいけないこととなります。そしてその場合、ご自身が行きたい専門学校やそのコースの入学日とうまくかみ合わないという事象が、ビザが切れる日から28日以内に申請しなければいけないというルールによって、起こりえる場合があるという事です。従って、そういったところをどう考えて最終的に判断をするかという事になると思います。
専門学校に行く時には、
✔ まずは自分が勉強したい内容のコースのある学校を選択する
✔ その中で学校の入学日とビザ有効期限を照らし合わせて行ける学校とその入学日を選択する
という事を考える必要があります。
従って、これからワーキングホリデービザから学生ビザに切り替えを考えているときに、希望する学校の入学日とビザの有効期限日がいつなのかという事は、頭に入れて行動をしなければいけないという大事なことであることを是非認識されてみて下さい。
以上の事も専門学校選びの時のヒントとしてどうぞご参考下さい。
▶ 学生ビザで延長する時のブログ記事トップ
▶ オーストラリア学生ビザ取得マニュアル
▶ お勧めのオーストラリア専門学校
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