ホスピタリティから永住権を目指す!

手に職系でない職業からでも永住権を目指すプロセス!

ビジネス系のコースから永住権が狙える!

ジャパセンでは、これまで多くのブログ記事の中で、留学を生かして学習しているコース内容から就労ビザや永住権を目指す方法を紹介してきました。その多くは、クッカリーやチャイルドケア―、ナーシングなど手に職を身に付けたコースからのステップとしてお話をしてきたことが多いです。

従って、ビジネス系のコースからそれらを目指していくことはそこまで多くの種類もなく難しさが伴っていました。それでもその中でもIT系やアカウンティングなどは十分に可能性はあります。ただ、マーケティングマネージャーなどからの就労ビザや永住権はなかなか難しさが伴っているのが現実です。

そういった中で、日本人がビジネス系で永住権まで結びつく方法として、ホスピタリティーマネジメントの勉強をして対応をする方法があります。こちらだと手に職系のコースではないですし、ホスピタリティーですので、多くの日本人留学生がとるコースでもあります。

よって、こちらが叶えられるのであればより広く多くのコースから就労ビザや永住権に結びつけることが出来るようになります。今日はその辺をより具体的にお話をしてみたいと思います。こちらも以前のブログで取り上げた、永住権には直接目指すことのできない職業にカテゴライズされているものと、基本的に同じ考え方や方法となります。

 永住権に直接つながらない職業からの永住権までのプロセス!

≪留学を使ってその道のプロになるシリーズ≫

〇 英語教師編 〇 日本語教師編
〇 チャイルドケア(保育士、幼稚園先生)編 〇 シェフ(調理師)編
〇 看護師(正看護師)編 〇 看護師編2(アシスタントナース)
〇 マッサージ師編 〇 美容師(ヘアドレッサー)編 〇 自動車整備士編
〇 IT編 〇ビジネスマネジメント編

 オーストラリアへの留学は永住権への入り口になり得るリアル

≪留学に対するジャパセンの気持ち≫
ジャパセンのブログ記事で何度かお伝えていますが、ジャパセンは何も就労ビザや永住権を取ることのために留学事業をしているわけではなく、逆にそこのみを目的として案内してしまうことは、ちょっと違うと思っています。結果としていきつくことはあり得ますが、海外で、英語環境で、勉強したり、仕事の経験をする事がその方のその後の人生において一番大事だと思っているからです。よって、そこに焦点を当てていますが、どうしてもその先が絡んできますし、そこに可能性を感じてトライされる方もいますので、少しでも参考になればとビザに関連する記事を紹介していることはお含めおきください。

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ホスピタリティーマネジメントから永住権を目指す!

このホスピタリティ系のコースには、Certificate III in Hospitality(1年間程度)、Diploma of Hospitality Management(2年間程度)、Advanced Diploma of Hospitality Management(3年間程度)などのコースがあります。今日はこちらのコースを勉強することで永住権に結び付けていくことを考えていきたいと思います。なお、以下はDiploma終了時の可能性のある職業について謳われているものです。

This qualification provides a pathway to work in any hospitality industry sector as a departmental or small business manager. The diversity of employers includes restaurants, hotels, motels, catering operations, clubs, pubs, cafés, and coffee shops. This qualification allows for multiskilling and for specialisation in accommodation services, cookery, food and beverage and gaming.

以上のようにホテルやカフェ、レストラン等のマネージャーとして仕事ができると書いています。

さて、いつものようにまずはSOL職業リストを見てみましょう。

 Skilled Occupation List(SOL)

こちらに、restaurantやaccommodationと入れてみましょう。そうすると

Cafe or Restaurant ManagerやAccommodation and Hospitality Managers necという職業が出てくることが分かると思います。そして、それらの取得できるビザは、永住権に直接結びつく職業ではないので、

Subclass 189(技術独立の永住権)
Subclass 186(雇用主指名の永住権)
Subclass 482(就労ビザ、ただしMedium Term Stream)
Subclass 485(卒業生ビザ)

はなく、代わりに

Subclass 190(技術指名の永住権)
Subclass 482(就労ビザ、ただしShort Term Stream)
Subclass 491(技術地域の永住権)
Subclass 494(技術雇用主指名の就労ビザ)

などが記載されています。永住権に直接結びつかないので、就労ビザもMedium Term Streamではないし、地方地域等でスポンサーされることで取れる可能性のあるビザが多いです。

今回は、前回、マッサージセラピストや美容師など永住権に直接結びつかない職業からの永住権取得方法として上記のうちSubclass491を目指す方法を紹介していましたが、今回もそのビザを目指す方法として一つの例として紹介してみたいと思います。今回も地方地域ですのでサウスオーストラリア州の職業リストを参考としてお話をしてみたいと思います。ちなみにこちらは例えばQLD州の職業リストに同様の内容が載っていたら、基本的に同じ考え方と考えてください。

 例)サウスオーストラリア州の移住に関するサイト

この中で、Occupation Listsと書いてあるところがあるのでクリックして頂くと、2種類のリストがあることがわかり、そのうち例えば、Skilled Occupation Listの方をクリックして頂くと、今現在のSA州でSubclass190/491対象の職業が出てきます。具体的には、Find Your Occupationに、例えば、restaurant managerやaccommodation managerと入れてみてください。その職業をクリックするところが出てきます。

そして詳しく見ると、これらの職業にあたり、SA州では、Subclass190/491のビザが該当すると出てきます。それが取れる条件としてはSubclass491の場合、

Currently working in your nominated or closely related occupation for the last 12 months in Greater Adelaide

or 6 months in outer regional South Australia

となっています。SA州の場所により、そこに住んでいて働いている期間は異なりますが、それらの条件を整えられるとSubclass491の申請対象となるという意味です。

更にいずれも、SA Graduate pathwayという方法もあり、該当するといくつかの条件が免除されるようですので、更にお得なところもあるようです。

なお、このSubclass491のビザとは、暫定永住権で3年間そこできちんと働く事でホンマものの永住権になるビザ(それまででもステータスは基本永住権)で、その後ホンマものの永住権に移行しますが、その後は、どの地域に住もうとどの職業で働こうと自由となるというものです。

次にこのビザの取得条件を見てみると

Subclass 491 Skilled Work Regional (Provisional) visa

このビザが取れる条件として詳しくはEligibilityを見て頂きたいのですが、概要として以下の通りです。

You must

  • be nominated to apply by a state or territory government agency, or an eligible relative must sponsor you
  • have an occupation on a relevant skilled occupation list
  • have a suitable skills assessment for the occupation
  • be invited to apply
  • satisfy the points test

ここで重要なのが、スキルアセスメントに通っていることとポイントテストを通過していることとなります。

さて、レストランやカフェまた、ホテルのマネージャーのスキルアセスメントですが、VETASSESSという査定団体が対応をします。そして例えば、restaurant managerのスキルアセスメントをパスする条件として以下のように内容を見つけることが出来ます。つまり例えば現地のジャパレスのマネージャーの仕事をしていれば可能性が出てくることとなります。

Cafe or Restaurant Manager(ANZSCO Code 141111)

This occupation requires a qualification assessed as comparable to the education level of an Australian Qualifications Framework (AQF) Diploma or higher and in a field highly relevant to the nominated occupation.

In addition to the above, it is essential for applicants to meet the following employment criteria:

  • at least one year of post-qualification employment at an appropriate skill level,
  • undertaken in the last five years,
  • working 20 hours or more per week, and
  • highly relevant to the nominated occupation.

つまり、Diploma of Hospitality Managementのコースを修了していて、その後に5年以内に、少なくとも1年以上のこの分野での職歴があり、最低でも週20時間以上働いていることが証明できれば、スキルアセスメントにパスする可能性があるということとなります。

また以下のように、

If employment has occurred before completion of qualification, then three years of highly relevant employment experience are required in addition to at least one year of highly relevant employment at an appropriate skill level in the last five years.

例えば上記、Diploma of Hospitality Managementのコースを取る前に5年以内に関連する内容の仕事経験を3年間ある場合もスキルアセスメントをパスする可能性があると書いていますが、つまりこの場合は、先に仕事経験があり、その後資格を取ることでスキルアセスメントにパスすることが出来ますという意味です。

分かりやすく最初の例でこれらを時系列で考えてていくと

①Diploma of Hospitality Managementのコースをどこかで修了する
②SA州に移動して何かのビジネスコース等に就学する
③学生ビザの就労条件の下、週に20時間、ホスピタリティ系のマネジメントに関連する仕事をする
④その仕事を少なくとも1年間以上行う
⑤その職業でスキルアセスメントを受けそれにパスする
⑥Subclass491のビザを申請する

という流れとなります。SA州でその職業で雇ってもらえる雇用主を見つける事も大事となりますが、それが整えられれば、大まかには上記のプロセスを踏めば、Subclass491ビザの申請が可能となります。SA Graduate pathwayの方法をとる条件をクリアするとさらに免除となる点もあるようなので、最初からSA州でこのDiploma of Hospitality Managementのコースを取ることも一考となると思います。

 アデレードの専門学校一覧!そこから永住権も目指せる

なお、Subclass491はポイント制の永住権なので、年齢、英語力、職歴、資格などがポイント化されて今回のケースでは65点以上のポイントにならないと申請はできませんが、Subclass491は、それを申請するだけでボーナス点として15点もらえますし、地方で勉強することでもらえるボーナス点5点ももらえる可能性もあるので、実は65点以上の点数を取ることはそこまで高いハードルでもないです。よって、これらの職業から永住権を目指す場合は、一つの方法としてこちらをご参考とされてみてください。

 オーストラリア地方Regionalで専門学校を選択するメリット

いかがだったでしょうか。今日は、ビジネス系のコースを就学するところから、永住権が目指せるものとして、日本人留学生に人気で取られている方も多いコース、ホスピタリティマネジメントに関連して、そこから永住権に結びつかせる方法を紹介しました。

通常はクッカリーやチャイルドケアなど手に職系のコースが、日本人にとってそれらを狙うものとして有名ですが、ビジネス系からも、しかも日本人留学生にとって結構身近なコースで狙えることが今回の事でお分かりになったと思います。

ビザの事ですから、理論上はそうであっても色々とクリアーする点や移民法の変更もあるので取得を保証するものではないですが、この分野でも行けそうだということがお判り頂けたのではないかと思います。

当然、個々によって状況が違うと思いますので、プラン立ては異なると思いますが、上記、Diploma of Hospitality ManagementのコースやSA州での就労時のビジネスのコースもジャパセンでは紹介ができますので、それら含めてどのようにされたいかなど、どうぞお気軽にお問合せください。

いい形でプラン立てが出来るように尽力したいと思います。

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また、ジャパセンは、オーストラリアのTOEIC公式テストセンターに認定されており、TOEIC公式テストの運営や点数アップのためのTOEIC集中講座オーストラリアでも加入ができる留学生保険・OSHC学生保険の代理店帰国後の就職に向けての各種インターンシップ日本の人材紹介会社ホームステイの独自手配など留学に必要な多くの事を手掛けています。また、日本語教師を育てるための日本語教師養成講座を開講オーストラリア人日本語学習者への日本語学校運営及び日本への留学についても取り扱っている会社です。

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留学に向けて大事なことは、まずは留学をしたいことの目的は何か、それにより将来どうされたいか、などだと思います。ジャパセンではそちらをお伺いして、その目標に沿ったプランを提示させて頂きます。そこには渡航の準備もあるでしょうし、ビザの知識も必要です。また、各学校の特長(地域、授業料、システム、雰囲気など)などもお伝えしながら、良い留学になれる様に、良いコース選択ができる様にサポートをしています。

これから渡航をしようと考えている方、現在オーストラリアに滞在中の方、ワーホリビザを持っていて、その後、学生ビザでオーストラリアでの滞在延長を考えている方など、多くの状況があると思いますが、ジャパセンでアップしているブログ記事ホームページなど参考に、何かあればどうぞお気軽にご相談ください。適切な内容を紹介させて頂ければと思います。

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