【留学】オーストラリアで留学できるビザの種類

オーストラリアに留学する場合に必要となるビザは、主に3つあります。

 

観光ビザ、WHビザ(ワーホリビザ)、学生ビザとなっており、

留学の期間や目的によってもどのビザを使うかが変わってきます。

 

自分の目的にあったビザじゃないものを選ばないためにも、

このページではそれぞれのビザについてをご紹介します。

 

①観光ビザ(ETAS)

日本国籍の場合は、3カ月まで観光ビザでオーストラリアに滞在することができます。

事前にインターネットでETASとよばれる観光ビザを申請し、移民局から発給通知を受けるとオーストラリアに入国できるようになります。

オーストラリア大使館のサイトから申請するには20豪ドルが料金として発生しますが、

代行業者を利用すると安く申請することもできます。

 

◇観光ビザの申請条件とビザ情報◇

パスポート:ETAS対象国籍のパスポート所持者(日本のパスポートは対象)

目的:観光、親族訪問、ビジネスミーティング、会議、展示会または高度な技術を必要とする短期間のプロジェクトまたはイベントに従事するため

滞在期間:3カ月以内の滞在

就労について:オーストラリアでの就労は不可

就学について:12週間(3カ月)まで就学可能

 

②WH(ワーホリ)ビザ

働きながら旅行をすることが目的のビザです。

オーストラリアは一年間の滞在期間の中で16週間まで就学、同一雇用主の下で最大6か月までの就労が許可されています。さらに、一定の条件を満たすことでセカンドワーホリを申請することも可能です。

ビザ取得から1年以内に入国し、入国日から1年間滞在することができます。

 

◇WHビザの申請条件とビザ情報◇

年齢:ビザ申請時に18歳以上30歳以下。

目的:オーストラリアで休暇を楽しむこと、またそれをサポートするための就労。

預金:リターンチケットもしくは第三国へ行くチケットが購入できる資金と5000豪ドル相当の預金があること。

ビザの取得歴:以前にオーストラリアのWHビザを取得して、入国していないこと。

滞在期間:1年以内の滞在

就労について:同一雇用主の下で最大6か月まで就労可能

就学について:16週間(4カ月)まで就学可能

 

③学生ビザ

 

3カ月以上就学するためのビザ。

語学学校に通う場合は通常1年までとされています。それ以上通学したい場合は追加書類や理由などにより可能な場合もあります。

ビザとしては最長で5年まで取得することが可能です。(大学院や博士号など研究が必要なコースの場合は例外が認められる場合もあります。)

申請のためには、入学予定の学校より入学許可書を入手したり、学生保険などに加入する必要があります。

オーストラリアの学生ビザの特徴は、就労が許可されている点です。

通学期間中は20時間/週の規定がありますが、

ホリデー期間中は無制限に就労することが出来ます。

留学生として、期限内に学費を納めたり、出席率を満たしたり、課題をクリアすることでオーストラリアでの滞在が認められます。

 

◇学生ビザの申請条件とビザ情報◇

年齢:申請時に6歳以上である

学校:入学先の教育機関がCRICOSに登録してあること

資金:滞在に必要な資金を持っていること

滞在期間:基本的には3か月以上5年以内

就労について:通学期間中は20時間/週、ホリデー期間中は無制限に就労することが可能。

 

 

3か月以内の留学であれば、観光ビザがお勧めです。

ビザの取得方法も簡単ですし、観光ビザ用の入学金や授業料などの設定のある学校もあり、

お得に留学することが出来ます。

 

語学学校で学んだ英語をすぐに使いたいのであれば、ワーキングホリデービザ。

4か月以内の就学が可能なので、4か月間でスキルアップした英語を実際に使って働くことができます。

また就労の規制がないので、貯金のハードルが低いのもポイントです。

 

ワーキングホリデーの後で通学を考えている人や、

3か月以上の就学、

専門コースへの就学を希望しているなら学生ビザとなります。

オーストラリア国内なら入学日の3か月前から、

オーストラリア国外からなら入学日の4か月前から申請することが可能です。

いろいろなコースを選べるメリットはありますが、

ビザ申請に手間がかかることと学生保険の加入が義務付けられていることや就労条件に注意が必要です。

 

 

 

 

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