オーストラリアのシェアハウス探しガイド【2025年最新版】

1. シェアハウスとは?

オーストラリアでは、ワーキングホリデーや留学中の滞在先として「シェアハウス」が一般的です。

シェアハウスには、一軒家タイプやアパートメントタイプがあり、住人同士で家賃や光熱費を分担しながら生活します。

特に都市部では、一つの部屋を複数人でシェアする「ルームシェア」がよくあります。リビングに仕切りをつけて無理やり部屋にすることもあり、プライバシーは少なめですが、その分家賃を抑えられるのが魅力です。

一方、郊外に行くと、個室を借りられる「オウンルーム」タイプが主流になります。

また、日本人向けのシェアハウスは、日本語でのやりとりができるため安心感があります。
一方で、英語環境を求める場合はローカル向けのシェアハウスを選ぶのも良いでしょう。

ただ、何より大切なのは「快適に暮らせるかどうか」です。

文化の違いから、日本では考えられないようなことが起こることもあります。
例えば…
・ 毎日、大音量で電話をする
・ 室内でマリファナやタバコを吸う
・ 恋人を頻繁に連れ込む
・ シンクに食器を放置する
・ 強い香水を使う

実際にこうした経験をしたことがありますが、正直、落ち着いて暮らせる環境ではありませんでした。

「できるだけ平和に暮らしたい!」という人には、日本人同士のシェアハウスもおすすめ。英語の勉強は、外でいくらでもできますからね!

2. シェアハウス探しのベストなタイミング

「渡航前に部屋を確保したほうがいいのかな?」と悩む人も多いですが、実際に見学してから決めるのが安心です。

最近は詐欺も増えており、日本からオンラインで契約するケースもありますが、トラブルに巻き込まれるリスクがあるためあまりおすすめできません。

「家がなかなか見つからない…」という情報を目にして不安になるかもしれませんが、実際には探せばちゃんと見つかるので大丈夫!焦らず、自分に合った環境を選ぶことが大切です。

おすすめの探し方

最初の2週間〜1か月ほどホームステイに滞在し、その間にシェアハウスを探す方法がおすすめです。

渡航後すぐに部屋探しをすると、焦って条件の悪い家を選んでしまうこともあります。ホームステイで落ち着いてから探せば、余裕をもって自分に合った物件を見つけられますよ!

ちなみに、ジャパセンではシドニー・メルボルンのホームステイ手配を行っています。代理店を通さない直契約なので、週380ドル(食事込み)という破格の料金で提供中。

かなりお得なので、あまり大きな声では言いたくない情報ですが…この記事を見つけたあなたには、特別にお伝えしておきますね!

3. シェアハウスの探し方

(1) Facebookで探す(最もおすすめ)

Facebookのグループに参加すると、日々新しいお部屋の情報が投稿されるため、最新の情報をリアルタイムで得られます。オーナーや住人と直接やりとりできるのもメリットです。

例 シドニー在住の日本人

実際、私もFacebookでシェアハウスを探しましたし、自分の住んでいる家で空き部屋が出た際もFacebookで募集をかけています。

シェアハウス探しでは、最も手軽で効率の良い方法なので、ぜひ活用してみてください。

(2) 日本人向けコミュニティサイトで探す

JAMS.TVなどの日本語サイトには、日本人向けのシェアハウス情報が多く掲載されています。

英語に自信がない人でも安心して探せるのがメリットです。ただし、Facebookに比べると情報の更新頻度が低く、掲載されている物件数も少なめです。

(3) オーストラリアのシェアハウス専用サイトで探す

flatmatesでは、自分の希望条件を登録し、気に入った物件を探すことができます。

Gumtreeにもシェアハウスの情報が豊富ですが、詐欺には十分注意が必要です。

オージーのレスポンスはとにかく遅い!(ことが多い)

シェアハウス探しで驚くのが、オージー(オーストラリア人)のレスポンスの遅さ

むしろ「返信が来ないのが普通」と思っておいたほうがいいかもしれません。やり取りがスムーズに進んでいたのに、急に連絡が途絶えるなんてこともよくあります。

また、人気の物件には問い合わせが殺到するため、早い者勝ちの傾向が強いです。いいなと思ったら、迷わず即連絡を入れるのがコツ!

有料サイトの落とし穴
「Flatmates.com」は、オーストラリアのシェアハウス探しでよく使われるサイトですが、有料プランに登録すると利用できる機能が増えるものの、課金しても返信がほとんど来ないことも…。

結局「知人の紹介で決めた」という人も多く、課金すれば確実にいい部屋が見つかるわけではないので、期待しすぎないようにしましょう。

4. 失敗しないシェアハウス選びのポイント

シェアハウスを選ぶときに重要なのは、以下の3つのポイントです!

1️⃣ 立地:学校や職場に通いやすいか?周辺の治安は大丈夫か?
2️⃣ 設備:Wi-Fiの速度、洗濯機の有無、エアコンやヒーターはあるか?
3️⃣ ルール:掃除の分担は?騒音ルールは?住人同士の決まりはあるか?

そして、「どんな人が住んでいるか」もめちゃくちゃ大事!

内見のときに「この人たちと暮らすのは無理かも…」と少しでも感じたら、迷わずスルーしましょう。

シェアハウスでは住人の相性が快適さを左右するので、「ここなら安心して暮らせそう!」と思える環境を選んでくださいね!

5. 都市別の家賃相場はどれくらい?

オーストラリアの家賃は都市によって大きく異なります

  • シドニー:週 $250~$400(一番高い💸)

  • メルボルン:週 $200~$350(シドニーよりは安い)

  • ブリスベン:週 $180~$300(比較的リーズナブル)

一般的に、シティ中心部は高く、郊外に行くほど安くなる傾向があります。

ただし、郊外は家賃が安い分、通学・通勤時間が長くなることもあるので、バランスを考えて選びましょう!

6. シェアハウス詐欺に注意!

最近、シェアハウス詐欺が増えているので、契約前にしっかり対策をしましょう!

詐欺を避けるためのポイント
🔹絶対に実物を見るまでお金を払わない!
🔹Googleマップで住所をチェック
(本当に物件があるか確認)
🔹「今すぐ契約しないと埋まる!」と急かすオーナーは要注意!
🔹 リモート見学詐欺とは?

最近増えているのが、ビデオ通話で部屋を見せて契約を急かし、家賃を振り込ませる手口。

「早くしないと他の人に取られちゃうよ!」と言われても、焦って振り込まないようにしましょう。

実際に別の物件の動画を流しているだけで、実在しない家だったというケースもあります😱

写真やビデオ通話だけでは、本当の住み心地は分かりません

実際に見学してチェックすべきポイント:
🔹 部屋のにおい(カビ臭くないか?)
🔹清潔さ(ゴミが溜まっていないか?)
🔹虫の有無(ゴキブリ・ネズミがいないか?)
🔹住人の雰囲気(一緒に暮らしてストレスがなさそうか?)

「写真ではキレイだったのに、実際は汚すぎた…😭」なんてことにならないよう、必ず現地で確認してから契約しましょう!

7.英語での問い合わせ&インスペクションで使える英語表現

(1) 問い合わせ時の英語表現

シェアハウスに問い合わせる際は、
Hi. This is ○○. I saw your advertisement on the website. Is the room still available?
○○と申します。ウェブサイトを見て連絡しています。部屋はまだ空いていますか?
と伝えるとスムーズです。

また、
I’d like to inspect your room. When are you available?
部屋を見に行きたいです。いつが都合いいですか?と見学希望を伝えましょう。

(2) インスペクションで聞くべきこと

見学時には、
When can I move in?(いつから住めますか?)
What is the minimum length of stay?(最低入居期間は?)
など、入居に関する具体的な条件を確認しましょう。

また、
Does the rent include the bill and the internet connection?
家賃に光熱費とWi-Fiは含まれますか?と費用についても聞いておくと安心です。

(3) 契約時の英語表現

気に入った場合は、
I like this room. I’d like to move in.
この部屋が気に入りました。ここに引っ越したいです。と伝えましょう。

決めかねている場合は、
Thank you for today. I will contact you later.
今日はありがとうございました。また連絡します。と丁寧に伝えると良い印象を与えられます。

8. シェアハウスに必要な英単語

シェアハウス探しでは、以下の英単語を知っておくと役立ちます。

  • Own Room(個人部屋):一人で使える部屋

  • Room Share(相部屋):他の人と同じ部屋をシェア

  • Furnished(家具付き):ベッドや机などの家具が含まれる

  • Unfurnished(家具なし):家具がない状態

  • Bond(敷金):退去時に返金される保証金

  • Deposit(前払い金):家賃の前払い分

  • Inspection(見学):部屋を下見すること

  • Minimum Stay(最低滞在期間):契約上の最低居住期間

  • House Rules(ハウスルール):掃除や騒音に関するシェアハウスのルール

  • Flatmate(同居人):一緒に住む住人

  • Landlord(大家):物件のオーナー

9. 退去するときの注意点

シェアハウスを出るときは、トラブルなくスムーズに退去できるように事前準備が大切です!

🔹 退去の連絡は早めに!
オーナーや管理人に何週間前までに退去の連絡が必要かを必ず確認しましょう。

一般的には2週間前までに伝えるのがルールですが、契約によって異なる場合があるので、事前にチェック!

🔹 ボンド(保証金)の返金対策
ボンドを全額返してもらうために、部屋を綺麗に掃除し、原状回復を徹底しましょう。

また、最初にボンドを払うときは必ず領収書をもらうこと!
トラブルを防ぐために、支払った証拠を残しておくことが大切です。

10. まとめ

シェアハウス探しで後悔しないためのポイント!
🔹 必ず現地で見学してから契約する
🔹 詐欺に注意!急かされてもすぐに振り込まない
🔹 契約内容(退去ルール・ボンド返金)をしっかり確認
🔹 英語に自信がなくても、聞くべきことは必ず聞く!

英語が不安でも、「退去のルールを確認したい」「ボンドはいつ返ってくる?」 など、
聞くべきフレーズを覚えておけば大丈夫!
焦らず、自分に合った住まいをしっかり選びましょう😊

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