OVHC保険

要注意！パンデミックビザに必要なOVHC保険の加入（支払）方法

by japancentre-au · 公開 2021年7月14日 · 更新済み 2021年9月5日

パンデミックビザでオーストラリア滞在延長しようと思う方へ！

パンデミックビザにはオーストラリアの健康保険OVHC保険加入が必要

ジャパセンは、オーストラリアに来ようとする方、また既にいる方に対して、万が一の時のための保険に関する日本人代理店を行っています。取り扱うものとしては、日本からの加入される海外旅行傷害保険や留学生保険などと同類のユニケア保険、オーストラリアに学生ビザで渡航する場合に必要はOSHC学生保険、そして、日本の健康保険の様なOVHC保険の3種類です。

さて、その保険の中で、最近お申込が多いのがOVHC保険です。この保険は、オーストラリアの就労ビザなど、特定のビザ取得の際にオーストラリアの移民局から加入を求められている保険で、これがないとビザが取得できない役割などを担う保険です。

これは、学生ビザあれば必須であるOSHC学生保険と同じ意味合いで、就労ビザだろうと万が一の何かあった時の補償としての保険加入になると思います。日本でも国民健康保険など必ず加入しているはずだと思いますので、同様の意味合いのこれらOSHC学生保険もOVHC保険も、加入することは当然と言えば当然の保険となります。

さて、このOVHC保険ですが、オーストラリアにいらっしゃる日本人の方でパンデミックビザに切り替えてオーストラリアの滞在延長をされる方が増えているせいか、とても多くのお申込を頂きます。

今日は従って、OVHC保険の加入の中で特に支払いの仕方などの注意点をお伝えしたいと思います。基本的にクレジットカード決済で、支払いサイクルの選択ができるのですが、その選択を適切なものとしないとあとでの処理が面倒なこととなる可能性もあるので、その辺の注意点をお伝えしていければと思います。

おさらい、そもそもパンデミックビザとは

正式名は、Temporary Activity visa (subclass 408)、Australian Government endorsed events (COVID-19 Pandemic event)という長い名前です。Subclass408のビザは、ジャパセンが取り扱っている日本語教師インターンシップの活動のためのビザでもあったり、多くの内容に関して適応しているビザですが、このコロナ禍に関しても適応するビザとして登場し、現在対応されています。

もともとは、ご自身のビザが切れてしまうのに、Covid-19の関係で帰国にあたってのフライトがなかったりでオーストラリアを離れることができずそのままでは不法滞在となってしまうので、それを救済するためのビザでした。

更に、雇用主からの証明書が出せれば、そのビザを使って、ファームジョブなどcritical sectorで働くことができることもできる内容で、現在は多くの方が、こちらのケースでこのビザを申請していると思います。つまり、例えばワーホリビザの有効期限がこのままでは切れてしまう方で、ファームジョブなどの証明が出せれば、ワーホリと同じような形で引き続き滞在もでき働くこともできるビザの役割となり、また、更にオーストラリアに残って働くことができる（Critical sectorに認定されている職業に対して）ビザに現在は変化していっているのではと思います。

この背景は、Covid-19の関係で、多くのワーホリが帰国してしまったことにより、ファームジョブや医療従事者などCritical sectorで認定されている労働不足が発生しており、よって、パンデミックビザでそういった仕事もできる様にと、計らっているビザ内容ともなります。

第一部：　ワーホリの皆さん！パンデミックビザの最新情報です
第二部：　ワーホリ後はパンデミックビザで稼いで学生ビザへ
第三部：　パンデミックビザからサードワーホリへの滞在計画！
第四部：　稼いだ資金で自分への投資！パンデミックビザ後の計画

補足）　ホスピタリティ・観光業へのサポート！オーストラリア政府発表
▶　パンデミックビザに絶対に加入が必要なOVHC保険

パンデミックビザの取得条件

詳しくは、この408ビザのリンクをクリックして頂くと全ての情報が記載されているので、そちらをご参考頂ければと思いますが、概要としては以下の通りです。因みに、有効滞在期間は最大12か月間までと3か月間までになり、そして申請費は無料です。12か月間の方は、上記のCritical sectorで働く場合の期限となります。

You must

apply online
be in Australia
maintain adequate health insurance during your stay in Australia

オーストラリアにいることで、適切な健康保険加入を滞在期間中していること（この保険の事がジャパセンで扱っているOVHC保険の事です）。その上で、Critical sectorで働くには以下の内容があります。

Applicants working in a critical sector must:

have evidence from an employer of your employment or an offer of employment and that an Australian citizen or permanent resident cannot fill the position
hold a substantive visa that expires in 90 days or less, or your last substantive visa expired 28 days or less ago

a critical sector（定められた重要な分野）で働く場合は、オーストラリア人たちだけでは賄いきれない仕事で、雇用主からの証明書が必要であり、ビザに関しては、現在お持ちのビザの有効期限が90日以内に迫っているか、既にビザが切れている状態でそれが28日以内の保持者であること。

▶　勘違いしないで！パンデミックビザはOVHC保険維持が必須
▶　種類が増えたOVHC保険！以前より安くなるプランも有り

既にパンデミックビザを持っている人は？

以下の条件の下、延長をすることも可能です。

you wish to remain in Australia to continue working in a critical sector, or
you are unable to depart Australia before the expiry of your visa due to COVID-19 travel restrictions

この場合も適切な保険加入が必要です。

critical sectorの仕事内容とは？

以下に挙げられる仕事が、パンデミックビザ申請の際に働くことができる分野となります。

remain in Australia to work in the following critical sectors during the COVID-19 pandemic:

agriculture
food processing
health care
aged care
disability care
child care or
tourism and hospitality

ビザ取得に適切な健康保険OVHCとその注意点

このビザのページのEligibilityを見ると、詳しくビザ取得に必要な内容が記載されています。その中で重要なことの一つが、Have adequate health insuranceという、適切な健康保険に滞在期間中ずっと加入していることという内容があります。その保険とは何かという詳細もこの移民局のページに記載されています。それがこのOVHC保険です。

▶　adequate health insurance

こちらを読むと適切な保険としてOVHC保険が挙げられていますが、パンデミックビザを申請するにはこちらの保険加入手続きが事前に必要で、その保険証明書をビザ申請時に提示する必要があります。因みにこのOVHC保険ですが、その証明書には加入スタートの日は掲載されますが、終了日は記載されていません。これは、この保険費用の支払い方に起因しています。

要注意！OVHC保険の加入（支払）の仕方

このOVHC保険は、基本的にクレジットカードで決済されます。OVHCにはビザによって加入できるタイプが2つに分けられていて、さらにそれぞれのタイプの中で補償内容によって選択をすることができます。まずはそのタイプを選択するところから始まりますが、その上で、各タイプの保険費用をクレジットカードで決済していきます。クレジットカードの決済サイクルは、1ヶ月、3か月、6ヶ月、1年間と選択できるようになっていますが、ご自身がこのパンデミックビザでどの程度滞在をするのかによってこちらは選択されていかれればと思いますが、実際にはそのビザがどれくらいの期間が出るかは、申請時にはわからないこともあると思います。

従って、それがどうなるかわからない時などは特に、支払いサイクルを1か月間ごとのサイクルをお申込時にお伝えください（お申込フォームで以下の様にそれが選択できるようになっています。支払いサイクル：1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 1年間）。
※支払いサイクルはもちろん3か月間などご自身で選択できます

因みに、この1か月間ごとの支払いサイクルを選択した場合は、1か月間ごとに該当する保険費用がご指定のクレジットカード（デビットカード）から自動引落しされていきます。それによりOVHC保険が継続できるようになりますが、パンデミックビザが下りた時にいつまで滞在ができるかの期間が記載されていると思いますので、その期間までカバーできるまで、このOVHC保険の加入を継続（月々の支払いの継続）されていかれる事になると思います。

OVHC保険の加入ストップ（解約）のやり方

基本的にご自身でストップの連絡をOVCHにして頂くようになります。詳しくは、ジャパセンのOVCH保険のページにも記載されていますし、お申込された際に解約の方法に関してお伝えします。従ってその通りに対応を頂ければ、それ以上の自動引き落としはされませんのでご安心ください。

もちろん何かあればジャパセンでもフォロー対応等もさせて頂きますので、ご安心頂ければと思います。

万が一解約がうまくできなかった場合

パンデミックビザが終わり、日本に帰国したにもかかわらず、引き続きご指定のクレジットカードよりOVHC保険費用が引落しになっている場合などは、当然、遡って加入不要な時期から分の保険費用はあとで戻ってきます。また、上記の通りに支払いサイクルを6か月間など多くしている場合で、その途中で帰国をした際などは同様に不要な分の保険費用があとで戻ってくる対応が可能です。

ただ、この対応していくには、帰国の際のチケットの証明など含めてOVHCに伝える作業が必要となります。また、手続きに時間が掛かる可能性もあります。

万が一の際には証明がきちんとできれば不要な部分はあとから戻ってくる対応ができますが、その手続きには時間も取られる可能性もあるので、従って、冒頭で挙げている通りに、支払いサイクルを1か月間としているとその点のリスクヘッジが少しでもできると思いますのでそのように対応をされることをお勧めします。

OVHC詳細とよくある質問Q&A

医療保険（健康保険）のOVHC保険

オーストラリアでの健康保険であるOVHC保険に関するよくある質問集です。各カテゴリー別にお客様から頂くよくある質問をまとめました。それぞれご確認ください。

①　申し込み方法
②　支払方法
③　OVHC保険の内容と特長
④　補償内容（具体例）
⑤　クレームの仕方
⑥　キャンセルについて

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＜OVHC保険の加入対象者＞

医療保険（健康保険）であるOVHC保険は、オーストラリアに旅行を計画している人、短期留学やワーキングホリデービザでオーストラリアを満喫しようと思っている人、セカンドワーホリで滞在が延長したため日本からの保険が切れてしまった人、オーストラリアの就労ビザなど取得条件で保険加入証明が必要な方など、このOVHC保険は、オーストラリアの多くのビザの方対象に加入できるオーストラリアの健康保険です。

・観光ビザ、ワーキングホリデービザ、就労ビザなど多くのビザ保持者対象
・留学保険加入なしにオーストラリアに来てしまった人
・クレジットカード付帯の保険の有効期限が過ぎてしまった人
・セカンドワーホリ後の保険がない人
・就労ビザ等の取得条件のため認められる保険加入証明書が必要な人

＜OVHC保険の特長＞

①日本の保険より安い（但し医療保険のみ。またタイプにより異なる）
②医療保険（日本でいう健康保険）
③就学・就労・旅行など永住権以外のビザに対応可能
④日本でもオーストラリアでも加入可能
⑤1か月単位の加入が可能
⑥キャッシュレス対応が可能
⑦補償内容に沿って全6種類のタイプから選択できる
⑧家族で加入可能
⑨歯科、眼科などの補償も可能
⑩ビザ申請の保険加入証明書として活用

パンデミックビザに必要なOVHC保険の加入の仕方

いかがだったでしょうか。最近、ますます浸透しているパンデミックビザ利用において、このOVHC保険の加入者が増えています。パンデミックビザが継続している限り、このOVHC保険の加入も継続しなければいけませんが、そん債の支払いサイクルに関して本日は主に注意点としてブログ記事を挙げました。

どうぞ、内容をご参考頂き、加入時にはその点も考慮してご対応下さい。もちろん何かあればお気軽にお知らせくださいませ。

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