避けては通れないオージーイングリッシュ 最終回!!
こんにちは!
前回はオーストラリア英語の「イントネーション」についてお話をしました。
今回はユニークなオーストラリア英語を、アメリカ英語と「フレーズ・スラング」の点にから比較したいと思います。
オーストラリア英語のユニークな点は、やはり固有の言い回しやスラングがあることでしょうか。中には文法的には間違っているものもありますが、オーストラリアではそれで通じます。
* Ta!(タ!)→ Thank you!(有難う!)
日本語にしてみると「ありがとう」を「ア!」と省略しているような感覚でしょうか。にしても、短くしすぎなような…ただ、この表現でも感謝の意は伝わります。といっても、あまり丁寧なお礼ではないので、何かをしてもらったときは「Thank you」ときちんと感謝の意を伝えるに越したことはありません。
* G’day(グッダイ)= Hey!(こんにちは!)
こちらは「Good day」という「Hey」のような意味の言い回しを短縮したものです。少し年上の方が使っているのを耳にします。ちなみに「G’day」に「mate」(同世代や年下男性に対してカジュアルに使う言葉)をつけて、「G’day, mate!」(グダイ マイト!)と使います。実際にこの表現を耳にすると、本当に使ってるんだと少し感激します。
* Barbie(バービー)= Barbecue:バーベキュー
一家に一台バーベキューマシーンがあると言っても過言ではないくらい、オーストラリア人はバーベキューが大好きです。日本のようにBBQとは略しません。
* Heaps~(ヒープス)= a lot of~:たくさんの~
若者がよく使う「heaps~」はオーストラリアではスラングとは思われていない程、ごくごく一般的な言い回しです。
* Arvo(アーヴォ)= afternoon:午後
「afternoon」を短縮してさらに変形させたもの。これは知らないと理解できないですね。
これ以外にも「Servo」という単語もあり、これは service station のことで、ガゾリンスタンドを指します。
* Good on you!= よかったね!
特に単語が変形したわけではないこのフレーズですが、アメリカでは「よかったね!」という意味では使うことはないそうです。もし、オーストラリア人の友達にちょっとした良いことがあったら「Congrats!」と合わせて使ってみてください。
* No worries. = Don’t worry.:大丈夫だよ。/心配しないで。
皆さんがご存知のフレーズ「Don’t worry」はオーストラリアでは「No worries」と言います。オーストラリアに来たらまず初めに覚えるであろうオーストラリア英語です。
*語尾を「~ィー」に変形する
例えば、「chocolate」(チョコレート)は「Chockie」(チョッキ―)、「breakfast」は「brekky」(ブレッキー)など、オーストラリア人は単語の語尾を「ィー」と変形させる傾向にあります。面白いですね。
日本人にとってあまり馴染みがないオーストラリア英語に注目し、発音・スペル・イントネーション・フレーズ/スラングにおけるアメリカ英語との違いをご紹介しました。同じ言語でも異なる訛りやアクセント、表現方法がたくさんあり、それらが消えることなくむしろ発達していく理由は、その国々固有のアイデンティティの主張だと言われています。
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