オーストラリアを選択するということ！
オーストラリアの大学について
私たちは今、グローバル化という国境のない世界に、対応し順応する力を問われています。それをかなえるためには海外の大学に行くことも選択肢の一つ。でも海外の大学と言っても一言では語りつくせません。それはあまりにもいろいろな環境が違うからです。まず、海外の大学に行くときめたら、次は国の選択が必要です。海外への大学進学で思いつくのが、アメリカやイギリス。有名大学や世界的にランキングの高い大学もたくさんあります。
そんな中でオーストラリアの大学を選択するには意味があります。
ざっとあげるだけで、以下のことが他国と比べて特長的です。
①高い教育水準
・教育水準が高い
オーストラリア大学は世界的に見て教育水準が高いです。世界のトップ100大学に8大学がランクインしているほどです（日本は5大学）。
・入学しやすい
日本の高校卒業の資格のみで進学が可能です（条件あり）。また、アメリカの大学のように難解な試験（SAT/ACT、GRE/GMAT等）を受験する必要もありません。更に英語の推薦状を用意する必要もなく、アメリカやイギリスの大学と比べると入学しやすい環境です。
・ほとんどが国立大学
オーストラリアの大学は全部で39大学ですが、そのうち37大学が国立の大学です。なお、39大学しかないにもかかわらず、世界トップ100大学に8大学がランクインしています（日本の大学数は758大学）。
・4年間で卒業できる
オーストラリアの大学は学部によりますが、一般的に3年制です。オーストラリアの大学に入学するには一定の英語力等が必要なため日本人は高校卒業後、大学で英語を使って授業が受けられる準備をするための学年に入学することが一般的です。よって、それを加えてちょうど4年間で大学を卒業することができます。
・オーストラリアの永住権取得も目指せる
オーストラリアの永住権とは、外国人でありながらオーストラリア人と同じ社会的保証をしてもらえるビザです。アメリカで言うとグリーンカードに当たります。アメリカの場合はなかなか永住権は取得できないと思いますが、オーストラリアでは計画的に大学進学をすることで永住権の道も出てきます。また、大学卒業後に卒業生ビザというフルタイムで就労ができるビザを取ることもできます。これも他国にはない特長的な良い制度です。
・社会人になったあとでキャリアチェンジが可能
日本で社会人になった後、オーストラリアの大学に進学する方もいます。日本の大学を出ていればオーストラリアの大学や大学院に進学することは可能で、新たな目的に向かってキャリアチェンジをすることも可能です。
・いろいろな進路の選択肢
大学で学士（Bachelor）を取得することも良いですが、その前の資格でディプロマと言う資格があります。これを取ることで、ビジネススポンサーを受け、ビジネスビザを取得することもできます。つまりそのままオーストラリアで働いて過ごすことも可能となるのです。オーストラリアは進学をきっかけに、大学に行かないまでもいろいろな選択肢があることも特長的です。
②安全で便利な生活環境
・治安が良い
まずは、オーストラリアは銃社会ではありません。また、夜も普通に外を歩ける環境です。外国でもあるし、最低限の注意は必要ですが、一般的に治安が良い国です。日本からオーストラリアへの修学旅行が多いですが、治安が良いこともその選択をされることのポイントだそうです。
・時差がない
このこともオーストラリアが日本との関係でアドバンスな点です。例えば大都市のシドニーとは時差が1時間です（夏時間は2時間）。日本の家族や友達との連絡は何も気にすることなく、ラインもFBもスカイプもできることも安心材料です。
・親日国
オーストラリアと日本の関係は第二次世界大戦の際に敵国として戦った歴史はありますが、現在では基本的にとても親日であり、経済的にも主要貿易相手国なので切手も切れない関係が築けています。また、日本語学習者の数は世界第四位で、英語圏ではダントツです。これらのことも含めてオーストラリアはとても親日国で、日本人にとって暮らしやすい環境です。また、生活環境も多くの日系のお店やレストランも食材も進出してきており、食に関しても日本にいるときとそう変わらない環境で生活をすることも可能です。
・多文化主義
オーストラリアは移民の国です。従って、多くの国籍やバックグラウンドの方々が普通に生活をする国です。従って、一般的に外国人に対して慣れているので、私たち日本人も暮らしやすい雰囲気です。また、警察や消防や救急車など緊急時などには、無料の通訳サービスも付いているので、万が一のときにも安心できる環境です。
・学生ビザでアルバイトができる
これも大きな特長です。他国の学生ビザでは、一般的に働くことができません。でもオーストラリアでは、学生ビザでも働くことができます。働くことで、学費や生活費を学生期間中ずっと支出しなければいけないことが多少なりとも防げます。また、英語の環境で働くことは大学卒業後、日本で就職をした場合でも英語を使って働くことができるなど大いに活用できる体験ができます。なお、卒業後は卒業生ビザと言って、フルタイムでオーストラリアで働くことができるビザに切り替えることができることも大きな特長です。これにより、将来への選択肢も広がり、同時に社会経験のキャリアも踏め、まさにグローバル人材としての活躍を期待できる環境となります。
