【日本語教師養成講座】☆★メリクリ★☆

BBIC420時間日本語教師養成講座

 

今年最後のブログです・・・

 

メリークリスマスをメリクリと略すようになったのは
いつからでしたっけねぇ。。

 

先日、日本語のクラスで「パソコン」を導入しようとした際、

「せんせー!日本人は略すのが好きですね~」と言われました。

 

確かに、長い言葉は略す事が多いかも。。。

 

長い言葉を略すのは、
なにも若い世代のいわゆる「若者言葉」だけではないんですよ。

造語法と呼ばれる、言葉を作る/言葉が生まれる際のルールの
ひとつに、「縮約」という方法があります。

電卓 → 電子卓上計算機

取説 → 取扱説明書

スマホ → スマートフォン

とか。

 

 

もうひとつ、「混淆(こんこう)」と呼ばれる方法をご紹介します。

 

っていうのも、面白い言葉を聞いたので。

 

まず、「やぶく」という言葉をご存知ですよね?

実はこれ、ある2つの異なる言葉を合体させて成り立っています。

何だか分かりますか?

 

thinking time…

 

 

 

thinking time…

 

 

 

正解は、

 

 

 

やぶる」+「さく

 

 

 

当たりましたか?

 

 

で、ある日本人の友人と話をしていて、

きびつい

という聞きなれない言葉を耳にしたので、

何かと問うてみると、

きびしい」+「きつい

混淆だそうで!

相当せっぱつまった状態なのでしょうね、きびつい。。。

 

日本語教師は、特に海外にいるとですけど、
流行っている言葉とか新しい言葉などに
常にアンテナを張っていなければなりません。

学習者は日本語が話せるようになるとそれが嬉しくて、
日本人の友達を作り、そういう言葉を仕入れてくるからです。

もちろん、日本人の友達を作ると日本語を話す機会が増えますし、
何それ?と聞いて説明させるのも日本語の練習になるからいいのですが。

 

マンガから仕入れられると、擬音語・擬態語が多いので、

きびついですね。。

 

 

12月17日~1月4日まで、オフィスはお休みです。

この間に連絡をくれた方は、1月5日以降にお返事をします。

悪しからず。

 

ではみなさま、良いお年を。

 

TEL:02-9264-8803

Email:info@jt-network.com

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